
朝は、時計代わりにテレビをつけるって方も多いですよね。
わたしも、先日の出張先で、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」を見るのではなく、聞きながら・・・荷物の片付けなどをしていました。
で、聞こえてきたセリフに、思わず、手が止まり・・・
慌ててメモをしたのが、今回ご紹介するセリフ。
「そうか、僕が買っていたのは、
ただの商品じゃなくて、希望だったのか」
どういうシーンだったか、補足すると。。。
少し前までは、戦争で、何も手に入らなかったのに。。。
今は、たくさんの電気製品がお店に並んでいる。
それを見ると、嬉しくて、素通りできなかった。
と、男性社員が、トランジスタラジオを買ったときの気持ちを語っています。
そして、そのあとに続くのがこの一言だったのです。
「そうか。僕が買っていたのは、ただの商品じゃなくて、希望だったのか」
これ、まさに、お客さんが商品・サービスを買うときの心理です!!
お客さんが、本当に買っているものは、何?
顧客心理を理解する
わたしたちは、商品・サービスにお金を払うとき、
単にそのモノを手に入れたくて買っているワケではないのです。
その商品を手にすることで得られる満足感、
何かが解決できるであろうという期待、といった「未来」のためにお金を払っています。
たとえば、エステサロンであれば、エステをうけることで、
お肌の調子がよくなるかも。。。とか
最近、少し疲れているので、肌がくすみを取りたいな、とか。
そのような「希望」を感じることができて、
得られる未来を期待して、エステサロンに足を運んでいます。
あなたのお客さんが、あなたに期待しているのは
どんな希望・どんな未来?
あなたは、あなたの商品・サービスを通して、
あなたのお客様に、どのような「希望」をお届けしていますか?
お客様は、どのような「希望」を感じて、
あなたの商品・サービスを選んでいるのでしょうか?
ここ、しっかり考えてみましょう(*^-^*)
集客活動や営業活動で大事なことは、
お客さんに「未来」を伝えること
ブログをしっかり書いているのに、集客ができない。
営業活動を頑張っているのに、販売成績が伸びない。などなど。
そういう方に共通しているのが、
商品・サービスの特徴やスペック、性能。
あるいは、材料は・・・つくり方が・・・といった自分自身の「こだわり」
などを、話したり、書いたりして、伝えているケースが多いのです。
マニアなお客さんであれば、それも必要かもしれませんね。
ただ、一般的には、そういったことよりも、
その商品・サービスを使うことで得られる「未来」を伝えるほうが大事なんです。
どうなれるのか、どう変わるのか、
どんな気持ちを感じることができるのか・・・などの「未来」です。
そして、その商品・サービスをもったとき、使ったときの
「未来」をイメージでき、「希望」を感じてくれたときに
「それ、欲しい!!」に変わります。
お客さんが買っているのは、「ただの商品じゃなくて、希望」です(*^-^*)
追伸♪
NHKの連続テレビ小説は、ビジネスやマーケティングのヒントがたっくさんありますね。
侮りがたし♪