経営戦略 の記事一覧

意外に知らない!?マーケティングの基本

女性起業コンサルタント/中小企業診断士の千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

以前、ホームページ制作会社の社長と話をしていたとき、
「マーケティングが大事ですよね・・・」という話になりました。

が・・・なんとなく、話がかみ合わない感じがしたので、失礼かとは思ったのですが。。。
「マーケティング、どういう意味で使われていますか?」と、質問してみました。

そうすると、「え?調査のことですよね?」と。

そうなんです、マーケティングという言葉は、さまざまな使われ方をしています。
人によって意図していることは、
「リサーチ・アンケート調査」や「広告宣伝」、「データ分析」など、さまざま。。。

あなたも、マーケティングという単語を、耳にされたことがあると思います。
なんとな~く知っているけれど、
実は、その意味するところは、よくわからない・・・という人も多い単語です。

 

マーケティングとは?

 

Wikipediaでは、以下のように定義されていました。

マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

 

カンタンにいうと。
お客様に「買ってください!」と、こちらから「売り込まなくても」、
お客様が「自然に買いたくなる状態」をつくることがマーケティングの目的、ということ。

そのためには、

  • お客様のニーズに合った商品を、
  • 適切なターゲットに向けて
  • 発信していくことが大事です。

マーケティングとは、
結局、「売れる仕組み」をつくること

 

マーケティングの全体像は
商品開発から販売戦略の策定、広告宣伝、効果検証までの一連のプロセスを、
一貫して計画し、実行・管理すること。

アンケート調査やグループインタビューなどの
リサーチや調査、そのデータ分析をすることが、「マーケティング」ではないんです。
ターゲットの人たちを集めたイベントをすることが、マーケティングではないんです。

※これ、勘違いされている方、多いですよね。。。
うちは、マーケティングの仕事をしています、と言われているけれど、
実は、調査だけ、イベントだけ、なんてことが多々あります。

つまり。。。商品・サービスが「売れる仕組み」をつくることが、
マーケティングの全体像だといえるのです。

これから、マーケティングのこと、続けてご紹介していきますね。

 

起業って、自分の「好きなこと」「やりたいこと」だけにフォーカスしてもうまくいかないんですね。

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

秋は、起業についての講座やセミナーが多いんですね。なので、わたしも、ほかの季節以上に、起業準備中・起業直後の方とお話する機会が増えます。

起業したい、自分で始めたい・・・となると、自分の「好きなこと」「やりたいこと」に気持ちが集中します。特に、女性起業家さんには、その傾向が強いように感じます。男性は、儲かるかどうか・・・に意識が向かう人も、けっこうおられる。そういうところにも、女性と男性のビジネスに対する違いが垣間見えて、興味深いんですよ。

話をもとに戻します。

 

「好きなこと」「やりたいこと」だけでは、うまくいかない

 

実は、「好きなこと」「やりたいこと」って、自分目線なんですね。
主語となっているのは、「わたし」。

  • 「わたし」が「好きなこと」で起業したい。
  • 「わたし」が「やりたいこと」をビジネスにしたい。

そう言っている・そう考えている、ってことに気づいてました??

つまり、この時点では「お客さん不在」なんですよ。

  • お客さんが必要としてくれるのか?
  • お客さんにとって、本当に役にたつのか?

その視点が不足しているんです。

あえて厳しい言い方をするならば、
(未来の)お客さんに、
わたしが「やりたいこと」を押し付けているだけ、なんです。

 

起業がうまくいかない原因は・・・

 

 

起業したいな~、これをビジネスにしたいな~と思った時点で、
実は、あなたの知識、知っていること、ノウハウは、
お客さんが持っている知識などを大きく上回っているんですね。

あなたとお客さんでは、見えているものが違うんです。
(↑ ここ大事なポイントですよ!!)

あなたは、これがあったらいいのに!!とか、
ビジネスになるはず!!と思って、
起業しよう、起業したいと考えている。。。

でも、残念なことに、お客さんは、そこに気が付いていません。
あるいは、お客さん自身にとって「関係のあるもの」とは思っていない。

この話、目新しい商品・サービスに限った話ではないですよ。
たとえば、エステに行かない人にとって、
エステは、「自分には関係ないものグループ」に入っているんですもの。

お客さんの側は、
あなたが思っているほど「必要性」を感じてくれていない
んです。

「必要性」を感じてもらえないから、興味も、もたれにくく。。。
結果として、売れないし、集客ができない・・・という現実がやってきます(T_T)

 

起業をうまく進めるには、ニーズのあるところから始める

 

とはいうものの、やっぱり、
わたしが「好きなこと」「やりたいこと」で起業して、
うまくいく・・・が理想ですよね(*^-^*)

もちろん、それを否定しませんよ。

大事なことは、お客さんに、
それ欲しい、それが必要!と思ってもらえることから始めること。

 

であるならば・・・、2つの方法が考えられますね。

 

ひとつは、あなたが起業しようと思っているビジネスに対して
「必要性」を感じてもらえるように伝えて、
「必要性」に気づき、欲しい!と言ってもらう方法。

 

もう一つは、お客さんに欲しい!と言ってもらえるものから始めて、
お客さんを獲得したあとに
あなたが、本当に提供したいものを売るという方法です。

どちらを選ぶか・・・は、あなた次第なんですが。。。

 

ビジネスのセオリーは、
相手が欲しい!と思っているものを提供すれば、売れる、です。

 

となると、ビジネスとしてやりやすいのは、後者のほうですよね。
ニーズが見えている、気づいているのですから。。。
わたしが主宰する「女性のための経営実践塾」でも、
後者の方法をオススメしています。

それに、売れなかったり、集客ができなかったり・・・が続くと
心が折れてしまう人もいるし、お金も続かなくなりますよね。

順番を入れかえるだけで、うまくいくことがありますよ。
もし、期待したほど成果が得られていない・・・と、感じるならば
順番を見直してみるのも、ひとつの手ですよ。試してみてくださいね!!

 

起業後のつまづきへの対処法・その2~得意分野を見極める

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

起業初期(開業から3年前後)の方は、起業直後のワクワク★ドキドキの気持ちが薄れてきていることでしょう。そんな頃に「起業後のつまづき」がやってきます。

前回は、「起業後のつまづきへの対処法・その1」として、「起業直後から現在までの振り返りをしましょう」とお伝えしましたね。振り返りをしたこと、今回、お伝えするなかでも使っていきますよ。

 

新商品・新サービスを追加しなくては・・・の思い込み

 

売上が下がってきた、お客さんが増えないなど、思うように業績が伸びていないとき、
ついやってしまいがちなのが、「新商品・新サービス・新メニュー」などの
新しいことを始めようとすること。

整体や足つぼなどのサロンやアロマテラピーサロン、
エステサロンさんなどのサロン系ビジネスの方、
カフェなどの飲食関係の方のコンサルをしていると、そういう話がよく出ます。

業績改善の打開策として、新メニューや新サービスを・・・と。

実は、これ、オススメしません。

新しいこと、って結果が出るまでに時間がかかるんですね。
売上アップや新規のお客様の獲得策としては、効率が悪いんです。

それに、新サービスや新メニューなどを増やすと、
あなたのビジネスのウリがぼやけてしまいます
これがイチバンの問題。。。

こんな経験はありませんか?

ランチをしようとカフェに入ったら、ランチメニューだけでも30種類もある。
結局、どれが美味しいのかわからず選ぶのに苦労したってこと。

資本力・総合力のある大手であれば、商品・サービスの幅を広げることができます。でも、中小企業や小規模事業は、自社のウリに絞り込むことが大事です。

特に、集客のことを考えるならば、
「あれもできる、これもできる」ではなく、
「コレ!が得意~~(*^-^*)」の部分を強くアピールするほうがよいのです

たとえば、フェイシャルのエステであれば、「シミ」対策がいちばん得意!とか・・・。
整体やアロマテラピーサロンであれば、肩コリの解消が得意とか。。。
(あ、あくまでも、例ですよ!!)

 

得意分野を見極めるには・・・

 

まずは、得意分野・ウリを見極めることが大事です。

得意分野というと「自分の得意としていること」と思いがちですが、そうではなく・・・

お客様が感じてくれている、自社の得意分野です。
つまり、お客様が評価してくれているポイントを探すんです。

自分で感じていることと、
お客様が評価してくださっているポイントが違った・・・(^-^;
なんてことは、よくありますよ

その場合、自社のウリ・アピールポイントとして使うのは
お客様が評価してくださっているポイントの方です。

ここで使ってほしいのが、「開業から現在までの振り返り」。
リピート率がよいものや、売上比率が高い商品・サービスをみきわめましょう。
それが、お客様が評価してくださっているものであり、
自社の得意分野としてアピールするものとなります。

誤解のないようにいうと、
その得意分野だけを提供メニューにする、ということではないですよ!!

提供メニュー、商品・サービスは、今までとおりでもいいのですが、
お客様への見せ方(魅せ方)として、
得意分野に絞ってしっかりと伝えるってことなんです。

そうすることで、ほかのお店との違いがハッキリするし、
お客様にも、お友達のご紹介をお願いしやすくなりますよ。

たとえば、
「(誰でもいいから)お友達にもご紹介してくださいね」というよりも、
「うちのサロンは、シミを薄くすることには自信があります。
お友達でシミに悩んでいる方がいたら紹介してくださいね(*^^*)」と
伝えるほうが、お願いしやすいですよね?

得意分野の見極め、取り組んでみてくださいね!!

 

売上を上げ続けるために、経営者が考えるべきこと。

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

ひとり起業であれ、スタッフを雇っているのであれ、自分でビジネスをしているのであれば、「経営の視点」で物事を考える必要がありますね。

経営者・社長のいちばん大切な仕事は、「事業を長く続ける、発展させるにはどうしたらいいか?」を考え、そのための方法を実行できるようにすること。
つまり、「経営の視点」とは、未来・将来のために、今、何をすべきか?を考える。

 

事業を持続的に発展させる着眼点

 

実は、事業を継続・発展させる方法は、ひとつだけ。

それは、「今のお客様に将来もお客様であり続けていただくことと、新しいお客様を増やすこと」を同時進行で行うこと。

今のお客様を維持するだけでは、いずれ、お客様の絶対数は減っていきます。

個人対象のビジネスであれば、お客様が引越される、お亡くなりになるなど、でご来店いただけなくなることもあります。また、お客様が他のお店・商品を使われるようになって取引がなくなることも起こります。

法人対象のビジネスでも、会社方針の変更、技術の進歩などで取引が続かなくなる、ことも考えられます。

経営不振が原因でコンサルを依頼される企業の多くは、今のお客様中心・既存客中心で、長年ビジネスをされていて、新しいお客様を増やすことへの取組みが手薄です。ご紹介などで新規のお客様がある程度は増えていた時期があり、新しいお客様を増やすための活動をしたことがない・・・という会社もありました。そういう会社の場合、お客さんが減ってきた・・・!!と気づいたときには、手遅れ!!ということが多いんです(>_<)

ですから、今のお客様を維持すること、新規のお客様を増やすこと、の両方に取組み続けることを、頭に入れてくださいね!

 

成長戦略の考え方を取り入れる

 

同時進行となると、いろいろなアイデアがでてきて、考えがまとまらないこともありますね。そういうときには「市場ー製品マトリックス」(下図)を使うと、考えを整理しやすいです。

「市場-製品マトリックス」では、製品(商品・サービス)と市場(=お客様)を軸として、成長戦略を4つに分類して考えていきます。「成長戦略」とは、いかにして事業を成長させていくかの戦略。
成長ベクトル

 

  • 既存市場(既存顧客)×既存製品:市場浸透戦略をとり、より多く買ってもらうための方法を考える。
  • 既存市場(既存顧客)×新製品:製品開発戦略で、新しい商品・サービスを開発・導入する。
  • 新規市場(新規顧客)×既存製品:市場開拓戦略では、新しい地域、新しいターゲット層などでの活動を狙う
  • ※新規市場×新規製品の多角化戦略は、中小企業・小規模事業ではリスクが高いので避けます。

売上アップ策を考えているときに、どの部分について考えようとしているのか?を意識してみてくださいね。
たとえば、今、考えようとしていることは、「今のお客様に、より多くご利用いただく、より多く買っていただくには、何をするか?」を考えようとしているのか、あるいは「新しいお客様を獲得するための方法を考えようとしているのか?」ということですよ。実行するのは、同時進行に・・・ですが、考えることの同時進行はムリですよ~!(^_^;)

こうやって分割してアイデアを練っていくと、考えを広げやすくなるのでオススメです。

売上アップのために、今すぐ、できること。

女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。プロフィール写真

起業直後の方のお話を伺っていると
お客さんが増えない、お客さんをどうやって見つければいいのかわからない・・・と、集客のお悩みが圧倒的に多いです。

また、すでにビジネスを始めて10年以上経っている女性起業家さんも、お客さんを増やしたい・・・と。

 

新規顧客の獲得は、既存顧客の維持よりも
5倍のコストがかかる

 

コンサルさせていただくと、
ほとんどの経営者さんが新規のお客さんを増やしたいと言われます。

新規のお客さんを増やし続けるのは、かなり大変なことです。

あなたも聞かれたことがあると思うのですが、
新規顧客の獲得コストは、既存顧客を維持するコストの5倍以上かかる。。。

これって、見方をかえれば、
1人の新規のお客様を獲得するために使うお金・手間を
既存のお客様に使えば、5人のお客様に来ていただける。

お店やサロンに来てくれるお客さんを増やして
日々の売上を増やしていきたいのであれば、
1人のお客さんよりも、5人のお客さんに来てもらえるほうがいいんじゃないかな?

 

顧客リスト・顧客名簿は、ありますか?

 

美容室やエステさんなどのサロン系のビジネスであれば、
ほとんどの方が、顧客リストを作られています。
飲食店や小売店さんでは、顧客リストを作っている割合は少ないです。
(顧客リストとして整理できていない・・・という方は、ぜひ作りましょう!!)

では、その顧客リストを活用していますか?と、お尋ねすると。。。

ほとんどの方が、年賀状くらい・・・と回答されます。

美容室さんなどのサロンさんでも、サンキューレターを出される程度。
せっかく顧客リストをもっていても、あまり活用されていないのが現状です。

 

売上アップのために、今すぐ、できること

 

あなたが、すでに顧客リストをもっているのであれば
以前、来られていたけれど、今はいらっしゃっていないお客さんに連絡をしてみましょう。

「キャンペーンのお知らせ」のようなビジネスっぽいものではなくて
そのお客様個人へのお手紙のような感じ、パーソナルな感じのほうがいいですね。
あるいは、どうされていますか?という気軽な感じでお電話してみるのも。

そんなことで・・・と思うかもしれないけれど、
エステサロンさんが、以前のお客様にお手紙を出されたら
再来店&コース申込みという成果もありましたよ。
飲食店さんや美容室さんでも。。。

来店しなくなる理由って、「特にない」ことが多いです。
別の言い方をすれば、あなたのお店・サロン・会社のことを
忘れてしまっていたり、もう一度行くキッカケがない、ということ。

それならば、もう一度、足を運んでいただいたり、
ご利用いただくためのキッカケを、あなたの方から作りましょう♪

事業計画って必要なの?

事業計画、つくった方がいいんでしょうか・・・と
ご質問をいただくことがあります。

面倒だから作りたくない・・・という気持ちがチラホラ;;

うんうん、わかりますよ。
面倒、億劫、作る意味あるの?
そう思ってしまいますよね。

 

お金を借りる予定はないけれど、事業計画は必要?

 

旅行にいくとき、計画をたてますよね?
電車の時刻、到着予定時刻、まわりたい観光スポット。
オススメのレストラン、スイーツ、など、あれこれと調べて
効率的に時間を使えるように考えると思うんです。

ビジネスだって同じ。
時間をどのように使って、効率的・効果的に展開していくか。
それを説明できるようにするのが、事業計画をつくる目的でもあるのです。

ですから、お金を借りる予定はないのであれば、
なおのこと、売上・利益が・・・という数字が並んだ事業計画ではなく
「自分のための」事業計画を作りましょう。

事業計画をつくるステップは、昨日の記事を参考にしてくださいね。
⇒ 事業計画のつくり方5つのステップ

 

補足:事業計画をつくるうえで、
しっかり考えたいポイント

 

しっかり考えたいポイントは、以下の4つです。

  1. 顧客ターゲット
  2. 顧客へのアプローチ方法(集客策)
  3. 商品・サービスの内容と特徴
  4. 価格設定

まずは、
お客さんは、どんな人で、
どうやって、そのお客さんにアプローチするのか、
ここをしっかり考えましょう。

アプローチについては、いろんな策が考えられますね。
ブログ、ホームページなどのインターネットだけでなく、
チラシ、小冊子、広告などもあります。

起業していて手応えがないなと感じている場合は、
お客さんイメージ、アプローチ方法を見直しましょう。

次に、考えたいのが、
どんな商品・サービスを提供して、
価格はどれくらいなのか、ということ。

商品・サービス、いろいろあります。といわれる場合が多いのですが、
看板メニュー、看板商品といえるものを設定します。
○○といえば、コレ!と言われるものです。

コレ!があれば、強いです。特徴が出てきます。

そして、価格設定。

周辺のお店や競合の価格が気になるところですが。。。
低価格での提供を続けていると、
忙しい割には利益が残らないビジネスになってしまいます。

商品・サービス構成を考えるなかで、
ビジネス全体としての利益率、
商品・サービスごとの利益率を意識して、価格を決めていきます。

たとえば、居酒屋さんのようなお酒が出るお店の場合、
料理よりも、お酒・飲み物のほうが利益率を高く設定し、
全体として利益を確保しています。

あなたのビジネスでも、そういう点を考えていきましょう。

事業計画、持っていますか?

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。

中小企業の経営者や、女性起業家さんに、
事業計画(ビジネスプラン)を持っていますか?と質問すると・・・

  • つくり方がわからない
  • 作ってもその通りに進まないから、つくる必要がない
  • 銀行からお金を借りるときに作っただけ

と言われることがほとんど。

事業計画の役割

 

事業計画をつくるのは、
銀行からお金を借りるため、だけではありません。

実は、事業計画には、もっと大事な役割があります。

事業計画は、
ビジネスの全体像をハッキリさせるために必要なものなのです。

これから起業するのであっても、
すでに事業を行っているのであっても、
ビジネスを進めるうえで必要となるのが
全体を俯瞰する力・全体像をつかむこと。

事業計画を考えることで、
ビジネス全体を俯瞰する力を鍛え、
起業をうまく進めることができます。

 

事業計画は、自分自身のためにつくる

 

事業計画書には、大きく分けると二つあります。

ひとつは、銀行などの金融機関、あるいは投資家などの
外部の人たちに見せるためのもの。

数値計画(売上や利益などの目標数値)が
メインとなっているもの。

一般的には、事業計画というと、
こちらのほうをイメージされることが多いですし、
本屋さんに並んでいる「事業計画のつくり方」の本も、
ほとんどが、こちらの事業計画について解説されています。

そして、もう一つは、自分自身のためのもの。

創業塾などで、「事業計画・ビジネスプラン」の講義を
担当することがあるのですが、
これは、自分自身のために作ってもらうもの、です。

 

自分のための事業計画・ビジネスプランとは

 

自分のための事業計画では、
数値計画を作ることだけ、が目的ではなく、
あなた自身の起業(ビジネス)の全体像を作ることが目的です。

  • 何のために、起業するのか・ビジネスするのか
  • どこを目指しているのか。
  • あなたのお客さんは、どんな人たちで、
  • あなたが提供する商品・サービスはどんなものか、
  • 商品・サービスには、どんなか特徴をもっているのか。

などなど・・・を一つ一つ、整理していくことで、
ビジネスの全体像を構築していきましょう。
それが、あなた自身の事業計画になっていきます。

 

 

お友達価格から正規価格に切り替えるには。

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。

自宅サロン、マンションの1室でのサロンなどを始めた
女性起業家さんからのご相談で多いのが、
お友達価格のままで提供していて、正規価格への切り替えができない、というもの。

また、似たような話として、
通常よりも安い価格で、レッスンやセミナーを開催している、というご相談もありました。

 

お友達価格から切り替えられないのは、なぜ?

 

相談に来られる、女性起業家さんに質問をすると・・・

  • 正規価格への切り替えをいって断られるのが怖い
  • お客さんが減ってしまいそうで、切り替えられない
  • 実は、自信がない・・・

などの話がでていました。

これらは、
お金に対する意識と、
仕事(起業)に対する意識・考え方の問題が
根っこにあることに気づいていますか?

 

 

起業の目的、起業に求めるものは、何ですか?

 

お友達価格から抜け出せない。
安い料金設定で、教室やセミナーをしてしまう。という方は
あなた自身が起業に求めているもの、目的を確認してみましょう。

自分自身の満足や充実感が最優先で、
経済面(=稼ぐこと)は二の次というのであれば、
あえて、価格の見直しをする必要はないでしょう。

経済面(=稼ぐこと)は重要、
自分のビジネスとして成り立たせたい、のであれば
「甘え」を断ち切る勇気が必要です。

あえて「甘え」という言葉を使いましたが。。。

お友達価格から抜け出せない、
安い料金設定のままで提供してしまうという女性起業家さんには、、
「安い価格だから、これくらいでいいだろう」という
仕事に対する甘えが見られるケースが多いのです。

お友達価格から正規価格に切り替える方法

 

仕事・起業に対する意識や姿勢を切り替えない限り、
必要とする売上を獲得することは難しいので、あえて厳しいことを書きました。
(ドキッとした方は、今一度、ご自身の起業の目的を確認してくださいね。)

意識や姿勢の話はここまでとして、
お友達価格から正規価格に切り替える方法をお伝えしていきましょう。

本来、お友達価格やモニター価格は、期限付き・条件付きで実施するもの
たとえば、オープン記念価格、○月○日まで、
限定○○名まで、などの条件をつけるということです。

事前に、そういう条件をハッキリさせておかなかったことが
価格を変えづらい原因となっています。

ですので。。。
今の状態をリセットすればいいですね。

そのためには、次の2つをやってみてください。

商品やサービスのメニュー内容を見直す。
それに合わせて、価格を見直す。

基本的には、今よりも高い価格を設定することになりますね。
できれば、今の価格よりも
ぐーんと高いコースや商品なども作ってみてください。
(こんなの買う人いるの?と思うくらいの、高価格帯のものを!)

今まで、相場よりもかなり安い価格で提供していた場合、
安い価格「だけ」に魅力を感じていたお客様は、離れてしまうこともあり得ます。
それは、それで仕方がないことです。

その一方で、
商品やサービスに満足されていたお客様は
多少の価格アップであれば、ついてきてくださいます。

そうやって、お客様は入れ替わっていくものなのです。

価格設定は、あなたの売上を決める大切な要素です。
お友達価格から抜け出せない・・・と悩んでいるのであれば
思い切って、取り組んでくださいね。

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補助金や助成金との正しい付き合い方。

補助金や助成金、たくさんあります。
以前は、起業前後の方が申請できる補助金は見当たらなかったのですが、
今は「創業補助金」という支援策もありますね。

補助金や助成金をもらいたい・・・という起業家さん、
けっこうおられます。お問い合わせをいただくことも、よくあります。

「せっかくだから、もらえるものは何でももらいたい」
が本音かもしれません。
お金に関わることですので、その気持ちはわかりますが。。。

 

その補助金や助成金、本当に必要ですか?

 

実は、補助金や助成金のご相談のとき、
それって、本末転倒では・・・?と感じるケースを見かけます。

補助金や助成金をもらいたいがために、
ご自身のビジネス展開や着手時期などが遅れてしまったり、
特に必要ではない設備を導入したり、従業員を雇用したり・・・。

補助金や助成金など、一時的な資金を獲得するために
設備投資や雇用などをした結果、
補助金や助成金の期間以降の、費用負担(特に固定費負担)が
大きくなり、利益が出ない事業になっている。

あるいは、補助金や助成金をもらうために、
自社のビジネスモデルを変えてしまう、
戦略上、重要度の低い商品の開発に時間をとられてしまって
本来やるべきビジネスが遅れてしまう。

こうなってしまうと、
補助金や助成金などをもらわなかった方が、
ビジネス全体を見ればよかったのでは・・・と思うケースがありました。

補助金や助成金と、正しく付き合う。

 

補助金や助成金。
金融機関さんからの借り入れと違って、返さなくていいお金です。

ですから、ほかの人や会社がもらっている・・・と聞くと、
うちの会社でももらいたい、私も欲しい。その気持ちは、よ~~くわかります。

でも、補助金や助成金の要件に合わせるために、
あなたのビジネスの形を変えてしまうような、無理はしないでください。
補助金や助成金をアテにして、資金繰りを考えることもキケンです。

「ちょうど補助金や助成金の申請要件に当てはまりそうだから、
申請してみよう、書類を出してみよう・・・」
これくらいのスタンスでつき合うのが、補助金や助成金との正しい付き合い方です。

 

 

【セミナー開催情報】

わたしスタイル起業塾・第3期【プレセミナー】
「“最小の経費”で、“最大の集客”を実現する5つのポイント」(4月25日・土)
詳しくは、こちら→わたしスタイル起業塾・第3期 プレセミナー&説明会

 

 

 

 

価格見直しのベストタイミングは、いつ?

以前、書いたこの記事・・・
価格設定のときに、気をつけること

実は、このブログの人気記事のひとつ、です。

価格設定をどうするか・・・は、売上や利益に直結する大切なポイント。

女性起業家が伸び悩む要因の一つは、
提供している商品やサービスの「価値」に対して、
「価格」が低すぎることがあります。

ですので、クライアントさんには、
タイミングを考えたうえで価格の見直しを
していただくことも、あります。

とはいうものの、価格の見直し(値上げ)となると
やはり難しい・・・と感じる方が多いですよね?

お客さんが離れてしまうんじゃないか・・・って。

 

価格の見直しのタイミングは、いつがいい?

 

価格の見直しのタイミングとして
オススメしているのが、1月と4月

1月は、新年。4月は、新年度。
新しい年に切り替わる時期がいいのです。
中途半端な時期にするよりも、
区切りなので、受け入れられやすいです。

日本の場合、4月は、お役所の年度変わりのとき。
入学、新学期、企業の入社式・・・など、
節目の月ですものね。
※昨年のように、消費税率が変更される・・・という
特別なことがある場合は、別ですが・・・

 

値上げのときに、注意すること

 

価格変更のときに、いちばん、注意すべきことは、
突然、「値上げしました!」としないことです。
つまり、価格変更の「予告」をすることが大切

4月から新価格にするのであれば、
遅くとも3月には(←もうすぐですよ!)、
「価格変更のお知らせ」をするのです。

もちろん、理由も説明しましょう。

最近、多いのは、
「原材料費が上がっているので、価格を変更します」
というお知らせ、かと。。。

 

お客様が離れてしまう?

 

価格変更のときに、いちばん、心配なことが
お客さんが離れてしまうのでは・・・ということ。

一部には、そういう方もおられる可能性はあることは否定できません。

しかし、価格変更の予告をし、丁寧に理由も説明するのであれば
あなたの商品・サービスを気に入ってくださっているお客さまが
全員、あなたの元を去ってしまう、
あなたの商品・サービスを使わなくなる、ということは考えにくいですよね。

自信をもちましょう。