
先日、3日間、東京に行っていました。行き・帰りともにJALをとりました。
ご存じのように、JAL国内線には、
ファーストクラス、クラスJ、普通席の3種類があります。
今回の出張では、行きはクラスJ、帰りは普通席となりました。
たった一言で・・・客単価1,000円アップ
実は、最初に予約したときは、行き帰りともに普通席で予約。
福岡空港で、手荷物を預ける際に
「クラスJに空きがございますが。。。」の一言で、
「あ、じゃあ、お願いします」と、変更したのです。
クラスJは、+1,000円。
1,000円の違いですが、かなりお得感があります。
席がゆったりしていて、フットレストもあり、ビジネスマンに人気です。
営業的にみれば、
「空きがありますよ」の一言で、客単価1,000円アップですね。
ちなみに、ファーストクラスは、+8,000円。
白い革のシートで、とってもゆったり。。。なのですが、
出張での移動としては、ちょっと贅沢な感じですね(^-^;
言われなかったら、あえて変更しない
話を戻すと。。。
帰りは、最初に予約をしたとおり、普通席でした。
クラスJと比べると、ちょっと狭いな~とか思いながら。。。
なぜ、変更しなかったか?というと、オススメされなかったから。
空席状況をみていたので、
クラスJに空きがあることは、実は、知っていたのですが、
手荷物を預ける際に、特に何も言われなかったから変更しませんでした。
「空きがありますよ」と言われていたら?
たぶん、「お願いします」と言っていたと思います^^
ということは、
「空きがありますよ」の一言を、言ったか・言わなかったか、だけで
客単価が1,000円違う、ってことですよね。
顧客心理から見ると・・・
顧客心理の面から考えると、
あえて、自分からは変更する、とは言わないけれど、
オススメされて許容範囲内であれば、アップグレードもありってことです。
実は、こういう話、よくありますよね。
美容室で、2種類のトリートメントを紹介されて、
せっかくだから・・・と、ちょっと高い方を選ぶ。
食事に行ったときに、今日のオススメ食材などを聞いて、
最初に考えていたものとは違うコースにする。
こんな経験、したことがあるんじゃないでしょうか。。。
つまり、お客さんに対して、まずは言ってみることが大事ですよね。
- このような商品がありますよ
- 今日は、これがオススメです
- ●●を試してみませんか?
買う・買わないの選択は、お客さん側が判断すること。
提供側としては、まず言ってみる。とりあえず伝えてみる。
モノが売れない、集客できない、の、いちばんの理由は
「知られていないこと」。
だからこそ、
まずは言ってみる、
とりあえず伝えてみる、の姿勢が大事だなと思います。
そんなことを感じた、出張での一コマでした・・・。
もちろん、JALほどの大きな会社にとっては、
客単価1,000円のアップは大した影響ではないのでしょうけどね~(^▽^;)