
女性起業家さんとお話をしていると、お金・数字のことは苦手~~~という方が多いです。
でも、起業すると、「お金」や「数字」の話を避けることができません。。。
これから数回に分けて「お金」のこと、「経理や会計」のことなどをお伝えしていこうと考えています。
簿記の勉強をしたほうがいい?
これ、意外に、よくいただく質問です。
お金のこと、経理のことが苦手。簿記の勉強をしたことがない。
でも、起業するとなると、やっぱり簿記の勉強をしたほうがいいですか?って。
簿記の知識がない・・・というだけで、よけいに不安が大きくなりますよね。
特に、起業したばかりで、個人事業主で・・・となると、
おそらく、帳簿つけなどを専門の方にお願いするほどの金額ではなく、
自分で帳簿をつけて(会計ソフトに入力して)、確定申告をする・・・ということになると思います。
まったく簿記がわからない・・・よりも、知っているほうがいいのは事実なので、
わたしは、簿記3級の入門書に目を通すことをオススメしています。
ザックリでいいので、簿記とは何か?決算書の構造などを知っておくと、苦手意識が薄れますよ。
もちろん、簿記の検定試験を受けたり、資格をとる、までは必要ありませんよ(^^;)
そこに時間を使うくらいなら、売上アップのための活動をしてくださいねー
簿記の原理は、最低限、コレを知っておく
簿記の基本構造・簿記の原理として、
最低限、コレを知っておけば、本を読むときに頭に入りやすくなります。
それは、簿記は「2つの視点から取引を記録している」ということ。
複式簿記っていいますよね?
この「複式」というのが、「2つの視点から記録する」ってことなのです。
具体例をだすと・・・現金1万円の売上があった場合、
簿記の視点では以下のように考えます。
- 現金が、10,000円増えた
- 売上が、10,000円増えた
というように考えるんです。
これを、記録するときには(←これを「仕訳(しわけ)」といいます)
「現金:10,000円/売上:10,000円」という形で記録をします。
(会計ソフトでは、こういう形で記録されています)
ややこしいですか?
まずは、簿記は「2つの視点から、取引を記録している」んだな~と、
頭にいれておきましょう。
これが、頭の片隅にあると、簿記の入門書を読んだときの理解が早まりますよ。
とりあえず、今日はここまでです(*^-^*)