ここ1~2年、補助金や助成金の種類が増えています。
補助金や助成金をアテにしすぎて
ビジネス全体がうまくいかない・・・というケースも見てきているので
要件に合うようならば、上手に使ってほしいな、と思っています。
そうはいっても、特に、最近、補助金や助成金が多いので、
気になる・・・という人も多いと思うので、ご紹介します。
補助金・助成金とは、そもそも何か?
実は、「補助金」と「助成金」、明確な区分はありません。
まぁ、多くの経営者さんの認識としては、
「返さなくてよい、もらえるお金」といったところでしょうか。。。
とはいうものの、概ね、「助成金」には厚生労働省が管轄するものが多く、
「補助金」には、厚生労働省以外の官公庁(特に経済産業省や農林水産省など)が
管轄しているものが多いようです。
「補助金」は、募集要件が決まっていて、公募の形をとることが多いです。
募集期間中に、応募書類を整えて申請手続きをして、審査を受けます。
要件を満たしていないと応募することができません。
募集が始まると募集要件などが記載された「募集要項」がサイトなどに載るので、
その要項をしっかりと読み込み、どのような要件が必要とされているのか、
自社が当てはまるかを見極めてください。
(※オススメのサイトは、下のほうでご紹介しますね)
ただし、要件を満たしていても、必ず審査に通るとは限らないので、
補助金をアテにしすぎた資金計画を立てない方がよいのです。
(出せば通る、お金がもらえる・・・と思っている人が意外に多いのです)
補助金は、国などの予算枠が決まっているので、
予算枠に到達すると募集が行われないこともあるので、ご注意ください。
「助成金」は、基準を満たせば、原則として受給できます。
ただし、厚生労働省が管轄する助成金は、財源が雇用保険料です。
ですから、事業所として、社会保険や雇用保険に加入していないと、
そもそも申請できない、という場合もあるのです。
助成金の多くは、新たに人を採用する、雇用を増やす、労働環境を整備する、
従業員のスキルアップ・教育の機会を作る、など、
人に関連することを改善することが支給要件となっています。
となると、助成金があるとはいえ、
会社としては人件費負担が増えるということもあるので、
事業計画・資金計画を立てて、必要性を考えて取り組むことも大事です。
補助金・助成金の情報は、このサイトでチェック
補助金や助成金について
オススメのサイトをご紹介しておきますね!
◆ミラサポ(未来の企業★応援サイト)補助金・助成金早わかりガイド
◆中小企業ビジネス支援サイト J-Net21「資金調達ナビ」
J-Net21では、種類や目的、都道府県別などで検索ができるので、
ご自分の目的に合うものを見つけてください。
わたし自身、「中小企業診断士」という資格の性質上、
創業補助金、持続化補助金、6次産業化関連など
補助金申請をサポートした経験はあるのですが・・・。
最近は、あまり積極的には、申請業務をお受けしていません。
以前からのクライアントさんや、
個人的にご紹介を受けた場合に限り、お受けしています。