女性起業コンサルタントの千葉です。
起業のコンサルティングのとき、こういう話がよくでます。
「まずは、サロンを立ち上げて、
それから、クチコミで広げていきたいです」
サロンが、お店やサービスに置き換わっているだけで
多くの起業準備中の方が、このように言われます。
クチコミだけでお客さんが増えていけば
広告宣伝のお金もあまりかからず、ありがたいですね。
といっても、そう簡単にクチコミが広がっていかないのも、事実。
口コミは、カンタンではない。
あなた自身のことを考えてもらいたいのですが。。。
「お知り合いにも勧めてください」と、
お店の人に言われたから、
お友達や家族など、まわりの人に紹介したという経験はありますか?
ない、という人が多いと思うのですね。
わたしは、以前、あるお店に行っていたとき、
「お友達に紹介してください」と、毎回しつこく言われて、
それが苦痛になり、そのお店に行かなくなったことがあります。
わたしが紹介した友人が、そのお店に行ったら、
その人も同じようなことを言われて、苦痛に感じるかもしれません。
大切な友人に、そんなことはできません。
自分自身がやらないことを、
お客様にやってほしい・・・というのは、おかしな話です。
クチコミは、思ったほど、カンタンではないのです。
口コミは、本来、自然発生的なもの
あなたは、家族やお友達に、●●の▲▲▲が
よかったよ~
美味しかった~~
素晴らしかった!などと話をすることがありますよね?
美味しかったから、人に話したい。
素晴らしいサービスに感動したから、お友達にも紹介したい。
このように、口コミは、
本来は、自然発生的に起こるものです。
口コミのために、必要なこと
もし、わたしのお店は、口コミされないな・・・と感じるのであれば、
実は、口コミしたくなる要素が欠けているのかもしれません。
あるいは、その要素はあるけれど、お客様に知ってもらえていないのかもしれません。
口コミをしてもらうためには、
人に話したくなる、伝えたくなるには、どうすればいいか?を考える必要があります。
たとえば、一時期、飲食店で「メガ盛り」といって、
ビックリする量を出すことがありました。
こういうのは、写真にとって、人に見せたい、と思いますね。
あるいは、開発のストーリーかもしれません。
30年かかって開発した成分が入った・・・・なんて、
化粧品の広告にありそうですよね。
あなたのお店やサロン、商品を、
とにかく人に伝えてくれればいい・・・ではなく、
人に話したくなるのは、どういうときかな?と考えてみてください。
それが、口コミのキッカケをつくることになりますよ。