女性が起業する場合、スタート時点から
たくさんの従業員・スタッフを雇うというケースは、そう多くはありません。
自分ひとりでやっている(=ひとり起業)か、
2~3人くらいのスタッフさんがいるというパターンがほとんど。
少人数でやっている事業の場合、
「経営者」、「社長」と言われても、ピンと来ないかもしれないのですが。。。
大きな会社をイメージしてみてください。
たとえば、トヨタ自動車のような大きな会社をイメージすると、
社長さん(経営者)がいて、従業員・スタッフさんがいる。
そうすると、営業活動や経理業務などの実務的なこと、
現場の仕事は、従業員・スタッフさんがやっています。
社長が、それをやっていることはないだろうなーと、思いますよね?
言いかえれば、従業員でもできる仕事は、
本来の社長(経営者)としての仕事ではない、ということ。
社長は、「社長にしかできない仕事」をする必要があるのです。
「社長にしかできない仕事」とは?
社長・経営者にとって、最も重要な仕事は、
会社を継続的に発展させていくにはどうすればいいか、を考えて
手を打っていくこと。
売上を・利益をどうやって伸ばしていくか?
新商品としてどのようなものが必要か?
事業展開として何をするか? などなど。。。
従業員・スタッフは、
毎日・毎週の売上をどうするか?を見ている。
一方、社長・経営者は、
数年先のことを考えて、どのように手を打つかを考えている。
つまり、社長と従業員では、「事業や物事を見る視点」が違うのです。
社長の視点は、「未来志向」「戦略思考」だといえるでしょう。
「起業する=経営する」を自覚する
実は、女性が起業したあとに伸び悩むケースの多くは、
「経営者としての仕事」をしていないことが要因となっています。
「目の前のこと」に追われてしまいがちで、
将来のこと、未来のために手を打つことが、後回しになってしまうのです。
ひとり起業や少人数の事業であっても、
自分でビジネスをやっているのであれば、
「経営者」としての自覚をもつことが大切。
経営者としての視点を養うために、
まずは、「将来のために、今、何をすべきか?」を
考える時間をもつようにしてくださいね。
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