
開業したい・・・と思った場合、業種によっては行政の許認可が必要となる場合があります。
たとえば、カフェを開業する場合には、飲食店営業許可が必要です。
また、許可を受けるためには、施設基準に合ったお店をつくる必要がありますし、
食品衛生責任者の資格をとる必要もあります。
開業するときの許認可の種類は?
許認可は、公衆衛生や公安上の理由から必要とされています。
許認可には、大きく分けると
- 届出:開業後に提出すればよい(特に審査はない)
- 許可:開業前に申請し、審査・承認されて営業ができる
- 登録:開業間に申請し、審査・登録が承認されて営業ができる
- 免許:開業前に申請し、審査・承認されて、免許が下りると営業できる
があります。
あなたが起業したい事業に、
- 許認可が必要かどうか
- 必要な場合はどんな書類が必要か
- 許認可をとるまでに、どれくらの時間がかかるのか
・・・などを事前に調べておきましょう!
許認可を必要とする主な事業
開業のときに、許認可を必要とする事業は、かなり多いです。
1,000種類を超えているという話もあるほど・・・。
いくつかご紹介しておきますね。
理容室・美容室:届出(最寄りの保健所)
飲食店:許可(最寄りの保険所)
菓子・惣菜・弁当製造販売:許可(最寄りの保健所)
食料品等の販売:許可(最寄りの保健所)
中古車販売やリサイクルショップなど、
中古品を扱う業種:許可※古物商の営業許可が必要(所轄の警察署)
酒類の販売:酒類販売業免許(税務署)
※ネットショップの場合も、免許が必要です。
意外に、たくさんあるでしょう?
ある程度、事業構想が固まった時点で、管轄の役所に行って、
現状で考えているもの(たとえばレイアウトや設備など)が、
許認可の要件を満たしているかどうか・・・を確認するようにしてください。
開業日がきたのに、許可が取れていなくて
オープンできない・・・なんてことにならないように、
しっかりスケジュールをたててくださいね!