「起業したいのだけど、モチベーションが続かない」とご相談を受けました。
そういうときは、無理にモチベーションを上げようとしなくても、いいのでは?と答えたのですが。。。
モチベーションとは?
モチベーションという単語、目にする機会が増えたように感じます。
モチベーションとは、一般的には「動機づけ」「やる気」と表現されますが、
人が行動を起こすときの原因、また、その行動を維持する働きを意味しています。
モチベーションは、「外発的動機付け」「内発的動機付け」の2つで構成されると考えられています。
外発的動機づけは、「誘因」によって行動を起こさせるものであり、
内発的動機づけは「動因」により、モチベーションアップを目指します。
モチベーションが続かない原因は?
「起業に対するモチベーションが続かない」といわれた方は、
周りの方が起業している、起業して活躍されているのを見て、
ご自身も起業したいと思われたのかもしれません。
これ、「外発的動機づけ」ですよね。
でも、モチベーションが続かない・・・ということは、
自分自身のなかに、
起業したい、起業することの「動機」が弱いのかもしれません。
つまり「内発的動機づけ」が弱いため、気持ちが続かない。
もう一度、本当に起業したいのか?なぜ、起業したいのか?を
見つめ直すといいかもしれませんね。
起業したいと思ったのは、
もしかすると、本当に起業したいのではなく、
今の現状を変えたいという気持ちの表れかもしれません。
モチベーションは、上げる?上がる?
モチベーションを上げる、ということもあれば
モチベーションが上がる、ということもあります。
上げる・上がる、一文字違うだけなのですが。。。
個人的には、モチベーションを上げるという言い方には
違和感を感じています。
なんだか、無理に上げようとしている感じがしてしまう。
それよりも、モチベーションが上がる、の方が自然かな、と。
モチベーションを、無理に(不自然に)上げようとするのではなく、
自然に「上がり」、維持されている状態が理想です。
特に、起業に関していえば、起業することは目的ではなく、
起業して自分のビジネスを長く続けていくことが大事。
モチベーションを上げて、取り組まなくてはならないことを
自分のビジネスにしてしまうと、苦しいです。
それよりも、内発的に(自然に)、モチベーションが上がり、
それを維持することができることを、自分のビジネスにしていきたいですね。
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