先日、創業から150年を超えている老舗企業のコンサルに行きました。150年ってことは、初代は、江戸時代。
実は、クライアントさんには、こういう老舗企業さんや、二代目・三代目の経営者さんも多いです。
起業コンサルタントなのに・・・(^▽^;)
たしかに、「起業」ではないんですが、歴史がある会社さんであっても、新しい事業を始められたり、経営者さんが代替わりされます。そうすると、ある面からみると「起業」の要素があるんです。起業で必要とされる要素と重なる部分があるのです。
本当の「強み」は、何??
老舗企業さん、実は、2度目です。4年前にもサポートさせていただきました。
「体制が変わったので、事業計画を見直したい。新たに、経営戦略を練り直したい」が、今回のご依頼内容です。
たしかに、4年もたつと環境も変わるし、経営の見直しが必要ですものね。
コンサルでは、今後の事業成長を実現するために、
- 必要なことは何か?
- どの分野に力をいれていくか?
- 反対に、どの部分には力を入れないか?
などなどを、さまざまな角度から見直していきますよ。
そういうときの大事なポイントは、
その会社の本当の「強み」は何かを見極めること。
「強み」を残して、伸ばしていくことが
事業計画を考えるときの最重要テーマなんですね。
自分・自社の「強み」を見極めて、事業に活用する・・・
これって、スタートしたばかりの起業家さんも、
創業150年の老舗企業さんも同じ。
そして、もうひとつ同じ、といえるのは、
自分・自社では「強み」を見極めるのが難しいってこと。
だからこそ、コンサルタントなどの外部の人間が必要となるんですね。
余談ですが。。。わたしも「自分自身の強み」わかっていなかったです。
コンサルを受けたり、人に指摘されたことを書き留めたりして、
ようやく、自分の強みってこれかも、と、気づきました(^▽^;)
「強み」を知って、「強み」を使う
起業コンサルのとき、
自分の強みを知ることができて、嬉しい、と
おっしゃる方がいますが。。。
強みは、知っただけでは、価値がないんです。
使ってこそ、価値がある。
だから、どうやって使うか、事業に活かすかを考えることが大事。
また、反対に、「強み」なんてありません・・・と
おっしゃる方もいらっしゃいます。
これも、ヘンな話です。
起業していて、お客様に商品・サービスを提供している、
お金をいただけている、のであれば
何らかの「強み」があるはずなんです。
売上があるってことは、
お客様から「選ばれている」んですもの(*^^*)
「強み」というと、スゴイ!ことを
イメージされているのかもしれませんが、そうではないんです。
強みって、別の言い方をすれば、
「お客様が、他社ではなく、自分・自社を選んでくださる理由」です。
他の企業・お店と比べたり(←これ、やっていない人多いです)
お客様にアンケート・ヒアリングをしたり・・・
そういうなかから「強み」は見えてきます。
お客様が、あなたのお店・サロン・商品・サービスを
選んでくださる理由を、考えてみてくださいね!!