創業塾でお会いした、ある女性のこと。
グループに分かれての自己紹介タイム。お一人が自己紹介を終えられると、即座に「おいくつですか?」と質問をしています。
質問された方も、えっ?(*_*;と困惑顔・・・
めったにしないのですが。。。思わず、注意しました。
「それ、マナー違反ですよ」
創業塾でお会いした、ある女性のこと。
グループに分かれての自己紹介タイム。お一人が自己紹介を終えられると、即座に「おいくつですか?」と質問をしています。
質問された方も、えっ?(*_*;と困惑顔・・・
めったにしないのですが。。。思わず、注意しました。
「それ、マナー違反ですよ」
仕事柄、起業して、うまくいく人とうまくいかない人(成長が伸び悩む人)の両方を見ています。両者の違い、何だと思いますか?
もちろん、細かく見ていくと、いろいろとは思います。
上にあげたようなことが、まったく関係していない・・・とは言いません。
ですが、起業は、自分のビジネスを立ち上げて続けていくこと。
瞬間的にうまくいけばよい、のではなく、継続的・持続的にうまくいかなくては、起業がうまくいっているとはいえませんよね。
起業して、うまく行っている人を見ていると、
うまく進めていくための「習慣」をもっていることに気づきます。
習慣、つまり、あることを継続し、
それをすることが当たり前になっている、ということ。
ご本人にとっては、それをすることが「当たり前」なので
それが秘訣だった・・・と気づいていないこともありますよ(^-^;
女優さんやタレントさんが「美しさをキープする秘訣は?」と質問されて、
「特別なことはやっていませんよ・・・」なんて答えている。
でも、毎日やっていることをインタビュー記事などで読むと、え~~と思うようなことを続けている。エクササイズだったり、肌のお手入れだったり、食に対するこだわりだったり・・・。
その女優さんにとっては、当たり前のこと。毎日の積み重ね。
なので、「特別なこと」とは思っていないんですよね。
起業がうまくいく人も、これです、コレ!!(*^^*)
起業してうまくいっている人も、先ほどの女優さんたちと同じです。
本人にとっては当たり前のことを、当たり前のように続けている。
「続ける」が大事なんです。
「続ける」「続く」ということは、
つまり、そのことが習慣化されているということですもの。
うまくいっている人は、続けています。習慣になっている。
たとえば。。。
反対に、起業してうまく行きづらい人、成果が出づらい人って、
実は、やっていることにムラがあるんですね。
やったり・やらなかったり・・・。
たとえば、あるセミナーなどで、
「これをやれば、うまくいく!」なんて方法を聞いてきて
とりあえず、やってみた。
たとえば、ブログがいい!って聞いたからやってみたり、
これからはFacebookだ、インスタだ・・・、動画だ・・・。
でも、思ったほど成果がでないから、
それをやめて、また別の「うまくいきそうな」方法を試す。
これを繰り返している人が、多いんです。
せっかくやっているのに、モッタイナイですよね。
どんなことも、ある程度の成果がでるには時間がかかりますが、
習慣になってしまうと、とても強いですよ(*^^*)
業績が落ちている会社の経営者さんの話を伺っていると、一気に業績をよくしたい・・・と思っている方がおられます(かなりの確率で、そう考えておられる様子です)。いわゆるV字回復、一発逆転狙い・・・(*_*;
あるいは、起業直後の方だと、一気に事業拡大したい、事業を成長させたい・・・という方もおられますね。
そう思う気持ちはわかるのですが、これ、オススメしません。。。
中小企業や起業直後の方の場合、組織の実力・体制ができていないことが多いです。その状態で、急激な事業拡大・事業成長を目指すと、スタッフや社員さんの対応力のバランスが崩れます。
具体例をあげると、
また、事業が成長する・事業が拡大すると、必要な資金が急増します。
資金繰りが追い付かない場合、売上が上がっているのにお金がない、ということも起こります。そして、必要資金を借入などで調達できなければ、仕入先への支払いができない、スタッフの給料が払えない・・・ことも発生します。
このように、急激な事業拡大・成長を目指したことが裏目に出てしまうことがあるのです。これが、事業を急拡大させるときのリスクです。
宝くじに当たって大金をもった人が、数年後には元の状態(=お金がない状態)に戻っていることが多い、という話を聞いたことがあると思います。自分の身の丈に合わない大金をもっても、コントロールできなくて、結局、失ってしまうという話です。
ビジネスを急成長・急拡大させるのも、同じようなもの。急激な事業拡大や事業成長をさせると、経営者・会社としての器のサイズと、お客さんや取引先などの外部が求めるもののサイズが合わなくなってしまうのです。
誤解しないでいただきたいのですが、事業拡大・事業成長を目指すことがよくない、と言いたいのではありません。起業して、自分のビジネスをもったのであれば、ある程度までは成長させたい、売上や利益を増やしたい・・・と思うほうが自然です。
大事なことは、経営者が「コントロールできる大きさ」であるか、ということ。
多くの経営者や起業家と接していると、事業がうまくいく人には「うまくいく理由」があり、事業がうまくいかない人には、「うまくいかない理由」がある・・・と感じます。多少の運の良し悪しが影響していることはありますが、長い目でみれば、運だけでは説明がつかないのです。
結局のところ、事業拡大・事業成長をしたければ、経営者自身の器を大きくする必要があるということです。
器を大きくするとは、コントロールできるサイズを拡大すること。そのためには、経営に必要な考え方や見識を磨き、経営者としての実力を伸ばすことです。遠回りのように思えても、それがイチバン確実な方法です。
起業初期(開業から3年前後)の方は、自分でビジネスを動かしている状態が「当たり前」の状態となってきているはず。ですので、起業直後のワクワク★ドキドキの気持ちが薄れてきていることでしょう。そんな頃に「起業後のつまづき」がやってきます。。。
起業後のつまづきとしては、仕事がマンネリ化して新鮮さが感じられない、売上が伸び悩む、お客さんとのトラブルが発生する、大きな問題はないがなんとなく不安、などなど・・・。
そんなときの対処法を考えていきましょう。
対処法を考える前に、起業後のつまづきの原因を明らかにしていきましょう。わたしがコンサルティングをしてきたなかで、起業初期段階でつまづく原因は、次の3つに集約できます。
ビジネスやお客様に対する慣れ・マンネリ化が起こると、これくらいいいだろうと手抜きが起こります。
たとえば、お客様へのお礼状を出さなくなる、掃除などが中途半端になる、急に休みにしてしまう、予定を変える、などなど。。。こういうことが続くとお客様からの評価が下がってしまうのですが、自分では気づきにくいのです。
以前、コンサルをした飲食店さんでは、定休日を火曜を休みにしたり、木曜を休みにしたり。。。と、何度も変更していました。そうすると、火曜日を営業日に戻しても、以前の来店客数を下回るようになってしまいました。そんなことを繰り返した結果、お客さんを失っていたのです。
また、起業直後は、売上を増やしたい、お客さんを増やしたい・・・と積極的に動いていても、その時期を過ぎると活動量・行動量がグッと減ってしまう、という方も多いです。たとえば、以前は毎日書いていたブログを書かなくなった、定期的にポスティングや広告をしていたがやらなくなった、などなど。そうすると、売上・客数などが横ばい、伸び悩みになってしまいがちです。
売上や利益はあるけれど、これでいいのだろうか・・・と不安を感じてている人。思いつくままに、商品・サービスの数を増やしてしまい、収拾がつかない・・・となっている人もおられます。
そういう方の多くは、計画を立てられていないんですね。そうすると、今、自分はどのあたりまで進んでいるのか、目標は何だっだのかが分からなくなり、なんとなく事業を続けている、という状態の陥りがち。。。
起業初期段階の方は、ちょっとした「つまづき」から抜け出せない・・・という方も多いです。
経営者としての経験が少ないため、気持ちが折れそうになったり、物事を悪い方向に考えてしまうこともあるでしょう。特に、売上が伸び悩んでいる、思ったように進んでいない、期待したほどの売上に達していない・・・の場合は、なおさら、ですね。
まずは、起業直後から現在までの振り返りをしましょう。
振り返りのポイントは、行動した内容とそこから得られた成果を確認すること。
あなたのビジネスで「うまくいったこと」を明らかにするのです。
実は、「つまづき」状態になっている方は、手っ取り早くうまくいきそうな方法を探してしまう傾向が見られます。
「Facebookで集客!」とか、これからはLINEだ、とか。
そうやって、うまくいきそうな方法・ノウハウを探して取り入れてみたものの、結局うまくいかなかった・・・を繰り返す人もいます。
ビジネスの内容(商品・サービス、対象とする顧客層、価格帯など)が違っていると、ほかの人でうまくいった方法をそのまま取り入れても、うまくいくとは限らないですよね?
それよりも、あなた自身が取り組んだことで、「うまくいったこと」を明らかにするのです。
あなたが期待した通りではないかもしれないけれど、起業前と違って、何らかの実績があるのです。その実績を生み出すことができたのは、どういう要因があったのか、を振り返ることが大切。
そこに、あなたのビジネスをうまく進めていくためのヒントが隠れていますよ。
女性起業コンサルタントの千葉真弓です。
いつか起業したいけれども、資格が取れてからにしよう。
いつか自分のお店をもちたいけれども、お金が貯まってからにしよう。
旅行に行きたいけれど、時間ができてからにしよう。
そう思って、やりたいと考えていることにフタをしていることってありませんか?
そういうとき、実は、あなたの心のなかでは、
●●をやってみたい、というアクセルと
▲▲ができたら・・・というブレーキを、同時に踏んでいるような状態。
本当にそうなの??という疑問符を自分自身に投げかけてみると、
案外、新しい方法が見つかるかも、しれませんよ!!
お金をかけずに集客、お金をかけずに売上を伸ばす・・・なんて、話がありますね。起業初期の場合、手元のお金に限りがあるので、できるだけコストを抑えたいという気持ちになりがち。。。
もちろん、必要以上に投資することや、ムダな費用を使うことには注意する必要があります。
とはいうものの、ビジネスの本来の姿からみると、お金をかけずに・・・という発想だけではビジネスの成長に限界がきてしまいます。
起業初期段階でよく耳にする話のひとつとして、
「ブログを使えば、お金をかけずに(広告コストをかけずに)集客できる」
という話があります。そういうノウハウを教えるセミナーなどもたくさんありますね。
わたしが主宰している「女性のための経営実践塾」などの受講生さんも
ほぼ全員が、ブログをやっています、と言われていましたし、
起業するならブログをやった方がよい、
ということは常識になりつつあるのかな?と思ったりしています。
たしかに、ブログは、情報発信の大切なツールです。
わたしも、こうしてブログ更新をしていますし。。。(^^;)
ただ、ブログ「だけ」で、売上アップや集客アップを・・・と考えると、
広告費などのお金を使う代わりに、
あなたの貴重な時間を使っていることは、知っておいてくださいね。
言いかえれば、あなたが手間や時間を、
どの程度、かけることができるか?が、
ビジネスの成長速度を決定することになるのです。
ビジネス・事業の本質は、
何かに資金を投入し、商品・モノやサービスの付加価値を高めたり、
他との違いを生み出したりして、お客様にお金を払っていただく活動です。
そして、お客様にお金を払っていただいたなかから適正な利益をいただき、
その利益を次の商品・サービスの付加価値を高めることに投入する。
この繰り返しが、ビジネスを成長させる原動力となります。
お金を使うべきところには、ある程度のお金を使い、
さらに大きなお金を生む流れを作っていくことが大切になります。
ビジネスがうまくいっている経営者さんは、
自分自身や事業活動への投資に積極的な傾向が見られます。
お金を増やす、お金を稼ぐために、
お金をいかに上手に使っていくか・・・の発想です。
たとえば、ブログ「だけ」で集客しよう、売上を増やそう・・・とするのではなく、
チラシのポスティングや、雑誌やインターネット広告なども使ってみる。
そのほうが、認知度を上げるには、スピードが速くなりますね。
ホームページを自作するのではなく、専門の会社に任せてみる。
もちろん、お金はかかりますが、
その分、仕上がりや使い勝手は格段にいいものになります。
クライアントさんのなかには、
自作のチラシを使っていたときは売上が伸び悩んでいたけれど、
プロに依頼してチラシを変更したところ、お申込が増えたケースもありますよ。
特に、起業初期であれば、あなた自身のスキルアップや成長が、
あなたのビジネスの成長に直結します。
あなた自身のノウハウ、スキルアップなどへの投資や、
人脈を広げるための活動も、投資になりますね。
いかにしてお金をかけずに(=お金を節約して)売上を獲得するか、ではなく、
何にお金を使うことが次の成長につながるかを見極めたうえで、
効果的にお金を使う、という発想が、
ビジネスを成長させている経営者のお金の使い方の根っこにありますよ。
起業していると、運がいいとき、運が悪いとき、どちらもあります。
ですが、隣の芝生は青く見える・・・というように、人がうまくいっているところが目に入り、自分はうまくいっていない、と捉えてしまいがちです。
実際には、運はいい時もあれば悪い時もあるので、どちらか一方だけということもないし、人がうまくいっているように見えることも、そう見えているだけで実情はそれほどでもない、ということもよくあること。(なかには、SNSやブログなどをみていると、実際よりもよく見せている人もいますし。。。)
今まで、多くの経営者さんや女性起業家さんとお話をしたなかで発見した「ビジネスがうまく進んでいる人の共通点」をご紹介しますね。
運には波があります。いいときもあれば、悪いときもある。
(悪いというか、期待通りに進まないというほうが適切だと思います)。
悪くなりかけたとき、期待したとおりに進まなくなってくると、焦りがでてきます。
ですが、ビジネスがうまく進んでいる人は、そういうときでも平常心を保っています。
実際には、平常心を保っているのはポーズであって、
内心は焦っているのかもしれませんが。。。
トップが焦ったり、慌てたりしていると、周りへの影響が大きいです。
それがわかっているからこそ、平常心を保っているのでしょう。
いいときは、うぬぼれず平常心でいく。
悪いときは、ジタバタせずに受け入れる。
ビジネスがうまく進んでいるように見える人でも、
話を聞いてみると、実際には、山あり、谷あり。
谷のとき、つまり、うまく進んでいない・・・と感じたときに、
どのように過ごしたかが、そのあとを決めています。
うまく進んでいないと感じたとき、多くの経営者は、
何かしなくては・・・と、手っ取り早く儲かりそうなこと、
短期的にうまく行きそうなこと、に目を向けがち。
これをすると、実は、悪循環に陥ります。
うまく進まなくなったということは、現状を見直しなさいというサイン。
つまり、今のビジネスのどこかが機能していないから、
うまくいかなくなっていると考える必要があるんですね。
スタッフさんの対応力が落ちているのかもしれない。
今までの商品やサービスがマンネリ化してお客さんに飽きられているのかもしれない。
あるいは競合店にお客さんが流れているのかもしれない・・・。
そのような現状の見直しをせずに、
何か新しいことを始めようとしても、無理がありますね。
ビジネスがうまく進んでいる人は、焦って何かを始めるのではなく、
現状の見直しや事業計画の練り直しに着手していることが多いです。
売上が落ちてくる、お客さんが減ってくると、焦って何かをやってしまいがち。
そして、焦って、やってしまったことが、
長い目で見るとマイナスの影響を及ぼすことがよくあります。。。
先日お会いした美容室さん、お客さんが減っているのでDMを出されていました。
でも、全然、反応がないんですが・・・と言われました。
DMの内容を伺うと、それは出さないほうがよかったのでは・・・(-_-;)
(DMの出し方にもコツがあります。出せばいい、というものではないのですよ。)
これも、焦ってやってしまったことが、マイナスになってしまった例です。
ビジネスをうまく進めている人は、
ビジネスは長く続けるものと捉えている人が多いです。
短期的、目先のことに一喜一憂せず、長い目で見ている。
自分が目指すところを、しっかりつかむことができていれば
焦らずに進んでいけますよ。
わたしはコンサルタントとして仕事をしています。
コンサルタントに仕事を依頼する会社や起業家は、
ビジネスがうまくいかなくなっているから・・・と思われがちですが、
実際には、そうではありません。
うまくいっている経営者さんや起業家さん
ビジネスの成長意欲の高い経営者さんのほうが
コンサルタントなどの専門家を活用されているケースが多いのです。
自分だけの力、知識やノウハウだけで頑張るよりも
外部の力を使ったほうが、ビジネスの成長がスピードアップすることや、
回り道をせずにすむことを実感されているから、でしょう。
また、そのほうが、有益な情報もたくさん入ってくるようになりますね。
ビジネスをうまく進めていくには、
商品・サービスや、さまざまな行動に左右されるのは、言うまでもないことです。
その大元になるのが、経営者・起業家の考え方です。
運がいいときも、悪いときも、受け入れる。
そして、次の手を考える。
この繰り返しが、ビジネスをうまく進める原動力になりますよ。
焦らずに、長期戦でいきましょう(^_^)
少し前まで、夏のバーゲン、クリアランスセール・・・で、とても賑やかでしたね。
バーゲンは、お好きですか?
わたしは、行く時間がなくて行っていないだけで、実は、今でも「セール」の文字にはふらふらと引き寄せられてしまっているかも。。。といっても、さすがに学生時代のようなパワーはありません!(笑)
特に、買いたいものがあるわけではないけれど、
ついつい行ってしまう・・・という女性、多いんじゃないかなぁ。違いますか??
で、ちょっと、バーゲンのときを思い出してもらいたいのです。
同じようにセールをしているのだけど、
人が集まっているお店と、それほどでもないお店があったと思いませんか。
ということは、売れている理由、たくさんの人が集まっている理由は、
バーゲンで安くなっているから、だけではなさそう。
人が集まっているお店は、お店のスタッフさんが大きい声を出していて、
セール、クリアランス!のポスターなどがたくさん貼られています。
そう、めちゃくちゃ、賑わいがあるんですよね!
一方、「賑わい感」がないお店には、セールをしていても
意外に人が集まらないものなのです。
・・・ということは!!
たんに安くなっているという理由だけで、人が集まっているのではなく、
賑わい感、活気が人を惹きつけて、引き寄せているんです!!
あ!これ欲しいっ!!と、思ったとき、
その理由を、自分で自分に言い訳していることってありません?
(ちなみに、わたしは、よくありますよ(笑))
あのジャケットにちょうどいいから♪とか、
この色は持っていなかったから・・・とか、なんとか、かんとか・・・。
これって、「欲しいっ!」と、先に感情が動き、
そのあとに理由を後付けしている。
人間は理性的なようで、実は、ちっとも理性的ではないんですよねー。
感情が先、理屈が後。これが、ふつうなんです。
つ・ま・り!!
売れるためには、先に「感情」を動かす必要があるんですね。
感情を動かすためには、賑わい感や売れている雰囲気が大事。
活気があるところに、引き寄せられるんですもの。。。
これ、反対から考えることも、できますね!!
売れているお店、人気があるサロン・・・にしたければ、
活気があるように見える必要があるってこと。
売れている雰囲気づくり、人気がありそうな空気を先に作ってしまうんです。
たとえば、お店やサロンさんだったら、
人が写っている写真をたくさんブログに載せてみる、
写真のサイズを大きくする、なんていうのもいいですよ。
ブログではなくて、実際のお店やサロンだったら
あまりにも閑散とした感じではなくて、適度な賑わい感を出す。
POPやポスターをうまく使う、音楽を活気のあるものにする。
色遣いを変えてみる・・・などなど。
活気のあるお店を観察して、
お客さんの気持ち・感情が動かす工夫を、取り入れていきましょう♪
先週、わたしが主宰している「女性のための経営実践塾」第3期がスタートしました。起業準備中の方、起業直後~起業3年以内の方を対象としている講座です。
この講座の特徴は、名前にもあるように「実践」していただくこと。
知識をインプットするだけでなく、
必ず実践(アウトプット)していただくようにしています。
実践しなくては、何も変わらないし、実践したからこそ「わかること」もある。
実践するなかでは、新たな疑問にぶつかることもある。
経営実践塾では、毎回、グループコンサルの形で
お一人お一人の実践の状況をご報告いただき、その場でアドバイスをしていきます。
このような取り組みを繰り返すことで、
自分なりの起業の形を整えていただくことが、この講座の目的でもあります。
起業から3年以内は、とても重要な時期。
統計データの取り方によって、多少のブレはあるようですが
起業3年以内に「半数はやめてしまう」、「7割が消える」などと言われています。
せっかく起業したものの、思うように進まなかったり(←ほとんどの人がこのパターン)、
最初はうまくいったものの、その後、横ばいになってしまったり。。。
でも、何をどうすればいいのか、がわからない。
これが「起業3年のカベ」です。
起業してうまくいくかどうか・・・は、
「起業3年のカベ」を乗り越えられるかどうかに、かかっています。
起業からの3年を乗り越えていけば、そのあとのビジネスも続く確率があがります。
起業3年のカベの直接的な原因は、
期待したほど「売上が上がらなかったこと」や
「お客さんが増えなかったこと」です。
売上が上がらない、お客さんが増えない・・・のであれば、
考えられる限りの対策を打っていけばいいのですが・・・
なぜか、それが出来ない人が大半。
(半数、7割といわれるくらい、やめてしまうのですよね・涙)
起業3年のカベの、本当の原因は
起業したあとも「起業前の意識」のままでいることにあります。
だから、対策を打つことができない、何をすればいいのかわからない・・・。
起業=自分のビジネスを自分で動かす、ということ。
経営者になる、ということ。
でも、起業しただけで、
突然、経営者としての考え方やマインドに変われるかというと、
そんなことはありませんよね。
わたしたちの考え方やマインドは、
さまざまな知識や経験を通じて、徐々に変わっていくものです。
起業からの3年は、その変化の時期でもあるのでしょう。
(もちろん、個人差はありますよ)
直接的には、売上アップ・集客アップに取り組むこと。
商品・サービスをよくすることも、もちろん、大事なのですが、
それと同じくらい、認知度を上げる(=知ってもらう)取組みが大事。
ビジネスの内容によっては、ブログなどのインターネットを使う活動よりも、
チラシのポスティングや、DM発送、挨拶まわり・・・などの
丁寧で地道な活動のほうを優先したほうが効果がでやすいです。
実は、女性起業のほとんどは、このような丁寧で地道な活動のほうが向いています。
カフェなどの飲食店、美容室、エステやネイルなどのサロン、
子供を対象とした教室をする・・・などであれば、地域の方が対象なので
まずは、その方々に知ってもらう必要がありますね。
ブログやホームページなどで情報発信をする場合も、
チラシや挨拶まわりなどの地域密着型の活動をする場合も、
最初は、「質」よりも「量」。
ある程度、結果がでるようになるまでは、
ブログ記事の数を増やす、ポスティングの回数を増やす、など「量」を意識してください。
また、経営者としての考え方やマインドをもつことにも、
意識を向けていきましょう。
ただし、考え方やマインドは変えようと思って変えられるものありません。
「行動」を変えるようにしてくださいね。
「行動」を変えるには、
など、さまざまな方法がありますよ。
でも、変わらなくては!と、プレッシャーをかけすぎないように。。。
つき合う人、時間の使い方、出向く場所などで「行動」を変えることで、
経営者としての意識・考え方・マインドに、
徐々に変わっていけますよ。
起業3年のカベ、しっかり乗り越えていきましょう。
昨日のブログ記事の続きです。
※昨日のブログ記事「あなたの資格が仕事につながらないのには、ワケがある。」
せっかくとった資格を活かしたい!資格を使って起業したい・・・でも、どう使えばいいのかわからないというご相談。
起業するときに、資格をどのように活かしていくか、ちょっと考えていきましょう。
その資格がなければできない仕事ってありますよね?
たとえば、お医者さん、美容師さん、税理士さんとか。。。
そのような仕事を目指す、
そのような分野での起業を考えているのでなければ、
資格を活かすという発想をいったん横に置いてみてほしいんです。
ちょっと逆説的な考え方に思われるかもしれませんが、
資格を活かすことにコダワリすぎるから、
ビジネスが窮屈になってしまうこともあるんです。
まずは、どのようなビジネスをしたいか、を考えることの方が先ですよ。
起業の失敗確率を下げるには、今までの実務経験を活かすことがポイントです。
実際に、自分でビジネスを立ち上げるとなると、
資格の有無よりも、実務経験の有無の方が重要なんです。
実務経験を、資格で補強する。
この考え方が、資格を活かしやすい方法です。
今までにお会いした女性起業家さんの例でいうと。
女性の場合、こういった「キャリアの断絶」のような形で
資格取得⇒起業を目指す人が、けっこうおられますよね。
好きだから、そちらの方が素敵だから・・・。
実は、このような「キャリアの断絶」での起業、
つまり、今までの実務経験とはまったく関係のない分野でスタートすると、
失敗確率が高くなってしまいます。
ですから、資格単独で考えるのではなく、
今までの実務経験との掛け合わせで、事業内容を組み立てることも考えてみましょう。
たとえば、
こういう形であれば、実務経験を活かしやすいですよね。
あるいは、起業したいと考えている業界に、
いったん転職して経験を積んでみる、というのも一つの方法です。
お給料が下がることは、もちろん仕方がないことですが、
起業の失敗確率を下げると思えば、いい手ですよ。
わたしの知人の野菜ソムリエ・料理研究家さんは、
こだわりの食品スーパーに転職(パートだったかも)して、
1年間、野菜売り場で働いたあとに、独立していましたよ。
彼女いわく、野菜の流通のこと、産地や生産者さんの情報など
本で読んでいてもわからなかったことを、たくさん知ることができた!と言っていました。
実は、成功している人のなかには、
こんな感じで、わざと回り道をしているケースもありますよ。
ご注意いただきたいのは、
資格があれば起業がうまくいく、
起業の成功が約束されているワケではないということ。
資格は、道具のひとつに過ぎないのです。
起業してビジネスをうまくすすめるには、
さまざまな要素が絡みます。
それに、起業すると、他の人も同じ資格をもっているので、
資格があることは、強みや特徴ではなくなってしまいますね。
繰り返しますが、資格は道具のひとつ。
それがあれば起業できる、起業が有利になるものではなく、
資格+「あなたらしさ」で、事業内容を組み立てていきましょう。
「あなたらしさ」の部分が重要なのは、言うまでもありませんよね♪