屋久島に行ってきました。
経営者仲間とのビジネス・ツアー。メインは、「縄文杉」を見に行く、往復22キロのトレッキングです。
行ったことがある方なら、ご存じだと思いますが、気軽なハイキングコース・・・ではなく、本格的な登山でした((+_+))
日頃の運動不足を嘆いても仕方がなく、ひたすら・ひたすら・歩く・歩く・歩く・・・・
いかに大変だったか・・・の話を書きたいのではなく、このブログは、女性起業家さんに成功への道筋やビジネスがうまくいく方法をお伝えすることを目的としているので、「縄文杉ツアー」で学んだことをシェアしたいと思います。
起業の成功への近道・1
目指すところをハッキリさせる
縄文杉ツアーの目指すところは、「縄文杉」があるところ。
登山口から片道11キロ先、標高1300mあたりの地点です。
もちろん、登山の場合は、行って「終わり」ではなく、帰ってこなくてはなりません。
そのためには、往復の距離、それにかかる時間を見越して、計画的に行動することになりますね。
つまり、「いつまでに」「どの地点に」到達している必要があるか・・・を
ハッキリさせることで、ツアーがうまく進むのです。
起業やビジネスも、同じ。
起業して、成功したい。
自分の好きなことを仕事にしたい。
というのは、まだ、何を目指しているのか、ハッキリしていないんですね。
- あなたにとっての成功とは、どのような状態となることなのか?
- 好きなことを仕事にすることで、どうなりたいのか?
- それを、いつまでに達成したいのか?
- 達成するためのプロセスは、どのようなものか?
などなどを、ハッキリさせておきましょう。
特に、「いつまでに」の部分と、「プロセス」の部分が大事です。
そうすると、あ!遅れている、ペースアップしなきゃ、と気づくことができ、
結果的に、起業の成功に近づくことができるのです。
起業の成功への近道・2
「制約条件・ボトルネック」を見つける
「制約条件・ボトルネック」とは、
プロジェクトやプロセスの実行に影響を与える制限要素のこと。
(なんて、堅苦しい説明・・・(^^;))
登山では、
いちばん体力があり・いちばん歩くのが速い人に合わせたペース配分ではなく、
いちばん体力がなく・いちばん歩くのが遅い人に合わせたペース配分で進むのが、セオリーです。
そうしなければ、グループがバラバラになってしまいます。
つまり、いちばん体力がなく・いちばん歩くのが遅い人が「制約条件」であり、
その人のペースが、グループ全体のペースを決定づけることになります。
起業やビジネスにあてはめて考えると、
「制約条件」は、ビジネスの成長をペースダウンさせているもの、です。
時間が足りない、お金が足りない、人材がいない、
マネジメントスキルの不足、集客ができない、
商品やサービスの質・・・など、いろいろと考えられます。
そのなかでも、いちばんの要因はどれか?を見つけるのです。
登山の場合は、歩くのが速い人・遅い人、を区別するのはカンタンなので、
「制約条件」もカンタンに見つかります。
ビジネスは、さまざまな要素が絡み合っているので、
「制約条件」となっているものを見つけるのは、登山グループほどカンタンにはいきませんね。
とはいうものの、見つけないまま放置していても、改善されることはなく、
ビジネス全体の「足を引っ張り」、ビジネスの成長をペースダウンさせてしまいます。
「制約条件は、これ!」とハッキリさせるのは、難しいかもしれませんが、
「わたしの起業・ビジネスの成長を妨げているものは、何かな?」と、
意識を向けるようにしてみてくださいね。
何を改善する必要があるのか・・・の意識をもつことで、
見えてくるもの、気づけること、があります。
そうすると、起業の成功への道が開けてきます。
起業の成功への近道・3
とことん「やり切る」覚悟をもつ
え??最後は、精神論なの?って感じですが・・・(^-^;
実は、わたし自身、今回の「縄文杉ツアー」で
学んだというか、体感したことのいちばんの収穫がコレなんです。
実は、「縄文杉」の感動よりも・・・
とことん「やり切る」ことの大切さに、あらためて気づいたんですね。
先ほど、「制約条件・ボトルネック」のことを書きました。
今回のグループで、足を引っ張っていたのは、わたし(>_<)
ヘロヘロ・クタクタ・疲労困ぱい。
正直なところ、
家族や友人たちとのプライベートなツアーだったら、
途中で、諦めていたと思います。
甘えが出るんでしょうね。
でも、今回の屋久島ツアーは、経営者仲間・コンサル仲間。
励まして、支えて、助けてもらっています。
途中からは、少しでもラクになるように・・・と、
荷物を持ってもらったり、休憩時間を多めにとってもらったり。
だからこそ、「ここで、リタイアします」と、言えないし、言わない。
一歩一歩、少しずつでも、前に足を進め、
カッコ悪くても、ガムシャラに進みます。
もちろん、本当に限界だったら、キケンです。
だけど、ふつうは、
自分の限界が来る前に「甘え」が出て、やめてしまっているだけ。
そのことに気づきました。
起業やビジネスも同じ、なんです。
失敗したら、カッコ悪い、とか。
もっとスマートに、オシャレに、とか。
言い訳。
自分の中のコダワリや執着。
ひとの目を気にする気持ち。
そういうものが邪魔をして、
すべてを「やり切る」前に、諦めてしまっていたり。
「やりたいこと」ではなかったから・・・と
出来ない理由・やらない理由を作って、自分を守ろうとしていたり。
起業やビジネスって、
うまくいくとき、楽しいこと、ばかりではありません。
うまくいかないとき、苦しいときの方が多いかもしれません。
せっかく、自分の好きなことで起業しているのです。
「やり切る」前に、諦めているのだとしたら、モッタイナイ。
少なくとも、自分のなかで「やり切った」といえるところまでは、やってみる。
実は、それが、起業の成功への近道です。
諦めるのは、いつでもできるのですから・・・(*^-^*)