補助金や助成金、たくさんあります。
以前は、起業前後の方が申請できる補助金は見当たらなかったのですが、
今は「創業補助金」という支援策もありますね。
補助金や助成金をもらいたい・・・という起業家さん、
けっこうおられます。お問い合わせをいただくことも、よくあります。
「せっかくだから、もらえるものは何でももらいたい」
が本音かもしれません。
お金に関わることですので、その気持ちはわかりますが。。。
その補助金や助成金、本当に必要ですか?
実は、補助金や助成金のご相談のとき、
それって、本末転倒では・・・?と感じるケースを見かけます。
補助金や助成金をもらいたいがために、
ご自身のビジネス展開や着手時期などが遅れてしまったり、
特に必要ではない設備を導入したり、従業員を雇用したり・・・。
補助金や助成金など、一時的な資金を獲得するために
設備投資や雇用などをした結果、
補助金や助成金の期間以降の、費用負担(特に固定費負担)が
大きくなり、利益が出ない事業になっている。
あるいは、補助金や助成金をもらうために、
自社のビジネスモデルを変えてしまう、
戦略上、重要度の低い商品の開発に時間をとられてしまって
本来やるべきビジネスが遅れてしまう。
こうなってしまうと、
補助金や助成金などをもらわなかった方が、
ビジネス全体を見ればよかったのでは・・・と思うケースがありました。
補助金や助成金と、正しく付き合う。
補助金や助成金。
金融機関さんからの借り入れと違って、返さなくていいお金です。
ですから、ほかの人や会社がもらっている・・・と聞くと、
うちの会社でももらいたい、私も欲しい。その気持ちは、よ~~くわかります。
でも、補助金や助成金の要件に合わせるために、
あなたのビジネスの形を変えてしまうような、無理はしないでください。
補助金や助成金をアテにして、資金繰りを考えることもキケンです。
「ちょうど補助金や助成金の申請要件に当てはまりそうだから、
申請してみよう、書類を出してみよう・・・」
これくらいのスタンスでつき合うのが、補助金や助成金との正しい付き合い方です。
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