事業計画 の記事一覧

目標と計画をたてるコツと注意点

女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。

2017年が始まって、今日が6日目。
新年を迎えたときのシャキッとした気持ちが、そろそろ緩み始めるころではないでしょうか^^

 

毎年、目標は立てているんだけれど、実現できたことない、
いつも途中までで達成できていない・・・なんて声もよく聞きます。

そこで、今年の大みそか(←気が早い??)を、
「あー今年はいい1年だった♪」と笑顔で迎えられるように
目標&計画をたてるときのコツと注意点を書いてみたいと思います。

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創業補助金(平成28年度)の募集要件の変更点について

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

毎年、話題となっている「創業補助金」

創業すると、200万円がもらえる。。。
という話を聞いたことがある、という方もいらっしゃることと思います。(あ、これ、大きな誤解ですからね~)

今年の募集は、まだですか??と、ご質問をいただくことも多いのですが。。。
平成28年度は4月初旬から募集となるようですよ。
現時点(2016年3月25日)では、まだ募集が始まっていません。

平成28年度の創業補助金については、
2月15日に、中小企業庁から募集要件について公表されまています。

「本事業については、創業希望者の方や創業支援者の方からのご関心が高く、多数お問い合わせをいただいておりますが、現在、本事業の管理運営事務局を募集しているところであり、今後、事務局決定後、4月初旬に補助金事業の募集を開始する予定です。」

だそうです^^

 

創業補助金(平成28年度)の募集要件は、変更されています

 

公表された募集要件を読むと、大きな変更点があります。
昨年までの制度との大きな違いは、認定支援機関による支援は応募要件から外されたこと。
その代わりとして、創業予定の認定市区町村又は当該認定市区町村の認定連携創業支援事業者による支援が必須要件となったことです。

また、創業時期についても、注意が必要です。
以下、その内容を説明しますね。

 

中小企業庁が公表している募集要件のポイント

 

募集要件・1:創業時期に注意!
新規創業の場合は、募集開始日~補助事業終了日の間に創業予定の方が対象
つまり、募集が始まる「4月初旬」以降に創業する人ということです。
※これは、昨年までと同様です。
ただし、昨年の募集開始は3月でしたが、今年は4月初旬。ご注意くださいね。

募集要件・2:対象者について
平成28年度創業・第二創業促進補助金における補助対象者については、
産業競争力強化法に基づく支援を受けた者へ重点化を図ることとし、以下のとおりと致し ます。

対象者は、以下の2点を満たす必要があります。

  1. 産業競争力強化法に基づく認定市区町村で創業、第二創業を行う者
  2. 創業予定の認定市区町村又は当該認定市区町村の認定連携創業支援事業者による認定特定創業支援事業を受ける者

認定市区町村とは・・・?
産業競争力強化法に基づく認定市区町村産業競争力強化法では、市区町村を中心とした創業支援事業の取組みが促進されるよう市区町村において創業支援事業に関する計画を作成し、この計画を国が認定、支援するという仕組みになっています。
計画の認定を受けた認定市区町村では、商工会・商工会議所や金融機関等と連携し、当該地域の創業者・創業希望者の支援を行っています。

結局どうすればいいの?って感じなんですが・・・

まずは、創業を予定している市区町村が、認定市区町村であるか?を、確認しましょう。
確認するには、ここから→【認定市区町村及び支援内容の紹介】

次に、市区町村と商工会・商工会議所や金融機関などが開催している認定特定創業支援事業に参加

具体的にいうと。。。
「創業塾」などを受講
創業計画書の作成
市区町村による創業計画書の認定と支援を受ける
という流れになります。(なんだか、ヤヤコシイ??(@_@))

実は、昨年、あちこちで「創業塾」が開催されていたのですが、
ほぼ、この制度にのっとったものだったのです。。。

えーー?昨年の創業塾、受けてない(>_<)という方でも、大丈夫です。

募集要件をよく読むと・・・

「まだ認定特定創業支援事業を受けていない者であっても補助事業期間中に受ける見込みがある場合は、申請可能とします。その場合、創業予定の認定市区町村又は当該認定市区町村の認定連携創業支援事業者による確認書の添付が必要となります。ただし、補助事業期間が終了した時点で、認定特定創業支援事業を受けたことが確認できない場合は、補助金交付の対象者から外れますので、予めご注意ください。」

とあります。

ですから、創業補助金を申請して、採択された場合、支援を受けて「確認書」を受け取れるようにすればよい、ということですね。
(そのあたりは、採択されたあとに説明会がありますので、しっかり説明を聞きましょう!)

 

創業補助金の申請手続きって、結局、どうすればいいの?

 

ご自身の「創業計画書」「補助金申請書類」を作成するのは、当然・・・。
なので、書類関係の話は外します。(創業計画、しっかり作りましょう!)

手続きに関しては、
まずは、創業予定地の市区町村が認定市区町村であるか?を確認

手っ取り早いのは、創業予定地の市区町村に直接、問い合わせること。
そして、「認定特定創業支援事業を受ける」には、どうすればよいか?を聞きましょう。

とはいえ、今年は、創業補助金の予算がぐーーーっと絞られていて、
全国で120件程度の採択予定だそうです。県単位でみると2~3件・・・。

昨年までと違って、めちゃくちゃ狭き門。。。

その狭き門を通るには、「創業計画書」が重要です。

事業としての、独自性や新規性、将来の事業拡大の可能性、
地域経済への波及効果、雇用創出などなど。。。
それなりの事業規模が期待できる事業でないと、採択は厳しい感じがします。
(わたし個人の感想ですよ!)

それでもスタート段階で、200万円を補助していただけるのは心強いですね。
申請を予定されている方は、
しっかりと「創業計画」を練って練って練って・・・、準備を進めていきましょう!

事業をうまく進めるには、コレを意識する。

こんにちは、女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

昨日から長崎に出張中です。
昨年11月から今月まで3社のコンサルが進行中。今月が最終回です。

毎月1回2時間程度の面談。
そのときには、現状のヒアリングやデータ分析をして、改善すべき点を抽出し、次回までの取組み内容を決定します。

翌月の面談では、その進捗状況を確認し、さらに改善に取り組む・・・。
この繰り返しです。

言葉にすると、たったこれだけ?って感じなのだけど。。。

あるお店では、平均単価がアップ。
また、別の会社では新規のお客様が倍増・・・と、しっかり成果がでています♪

 

コンサルを受けると、なぜ、成果があがりやすいのか?

 

実は、コンサルを受けていただくと、
どの会社・お店でも、ある程度は成果がでてしまいます(*^^*)
もちろん、程度の違いはあるし、
成果がでるまでに必要となる時間も違いはありますよ。

とはいえ、ある程度の期間でみれば、何らかの成果は出るのです。

そして、ほとんどの方が、
ずーっとやろうと思っていて手をつけていなかったのに、
することができた、終わらせることができた、とお話されます。

この理由、わかりますか?

コンサルタントが優秀だから?
すごいアドバイスをしたから?

・・・というよりも、
次回までにやらなくては!!!と行動が促されるから。

つまり、締切効果が働くんです。

 

行動するときには、必ず期限を設定する

 

成果をあげる、事業をうまく進めるためには、コンサルが必要・・・ということではなく、
締切効果が働くようにするために、
自分で取り組むときにも、必ず期限を設定するといいのです。

  • いつまでに
  • 何をする

これを決める。
そして、自分との「約束」として守る。

 

行動内容は、具体的に決める

 

  • いつまでに
  • 何をする

を決める。。。という話は、
セミナーや講座などでもお伝えしているのですが。。。

ほとんどの方が、何をする(=行動)が
抽象的な内容となっているケースが多いです(>_<)
だから、実際の行動につながらない。。。

例をあげると、
「7月に、チラシをポスティングする」という行動内容。

これ、一見、OKに思えます。
一応、いつまでに(=7月)、
何を(チラシをポスティング)と決めているように思えますね。

でも、実際に行動するとなると・・・できないでしょ?
どのような内容のチラシを、どこの地域に、何枚・・・と
まだまだ決めることが、たくさん残っていますね(^^;

具体的に決める、というのは、
「そのまま、即、行動できるレベル」に落とし込む、ということ。

コンサルのときには、このレベルのところまでお話をするんです。
だから、成果がでやすくなるんですよ~。

とはいえ、「考えを深めること」が苦手な人には、
最初は、とても苦しいんだそうです。
でもね、こういうことは習慣というか、慣れなんです。
続けていけば、ラクラクできるようになりますよ(*^^*)

あなたのビジネスには、「設計図」がありますか?

女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

ちょっと想像してみてください。。。

もしも、あなたのご自宅、
実は、設計図がなくて、思いつきで作られたとしたら・・・

安全性は大丈夫?
住んでいる間に傾いたりしない??

そんな心配をしますよね(^^;)

つぎはぎだらけになってしまうし、
電気の配線がうまくいかないかもしれないし、
フロアに段差ができてしまうかもしれない。

設計図がない状態で、家が作られているとしたら
考えただけでもオソロシイ・・・(^-^;

 

起業にも、「設計図」が必要です

 

実は、自分でサロンや教室などを始めるときも同じです。

スタート時点の勢いは大事だけれども、
思いつき、行き当たりばったりだと
あとになって、あれれ??ってことも起こる。

そういうことを避けるためにも、「設計図」が必要なんですよ。

事業での「設計図」は、ビジネスプラン、事業計画といわれますね。

 

事業の「設計図」を考えるうえでの、ポイント

 

「売上設計図」のポイントは、以下の3つです。
———————

・お客さんは誰か?(=ターゲットを決める)

・そのお客さんに何を提供するか
 (=商品・サービスを決める)

・継続的なビジネスにするための仕組みをつくる
 (=集客と継続の仕組み)

———————

この3つを考えて、自分なりの形を整えていきます。

 

ビジネスプラン・事業計画を考えてスタートする
女性起業家は、少ない・・・

 

起業準備中の人や、起業して2~3年たった人の話を聞いていると、
行き当たりばったり、思いつき・・・で進めている人、多いんです・・・(>_<)
女性は、特に・・・。

あんなこと、やりたい、こんなことも、いいな・・・と
アイデアを広げること、夢を描くことは、得意な人が多いのです。

それを、ビジネス、事業という
「形」にする段階になると
考えがまとまらない、ストップしてしまう。

以前、お会いした方のなかには、

「10年後のビジョンは見えているんです。
でも、そこに進むためのステップがわかりません。」と、話をされた方も。。。

あの、これ、「ビジョンが見えている」とは、言えないんじゃ・・・と
コトバを飲み込みましたよ・・・(^-^;

 

設計図を作るには、頭のなかにあるものを
外に出す作業が必要・・・

 

まずは、メンドウと感じたとしても、目標とする数字などを決めていきましょう。
そのあと、具体的な行動に落とし込みをしていきます。

お店をもちたいのであれば、お店のイメージを固めるために、
写真などを集めたイメージボードをつくるのもいいですね。

要は、頭のなかにあるものを、いったん外に出す、という作業が必要なのです。

コトバ、数字、イメージ写真など・・・
第三者に伝わる形にアウトプットをしていきましょう。

それも難しい・・・面倒・・・よくわからない・・・と感じたら(^^;)
こちらの講座がオススメです。
経営実践塾をチェックする♪

 

起業って、自分の「好きなこと」「やりたいこと」だけにフォーカスしてもうまくいかないんですね。

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

秋は、起業についての講座やセミナーが多いんですね。なので、わたしも、ほかの季節以上に、起業準備中・起業直後の方とお話する機会が増えます。

起業したい、自分で始めたい・・・となると、自分の「好きなこと」「やりたいこと」に気持ちが集中します。特に、女性起業家さんには、その傾向が強いように感じます。男性は、儲かるかどうか・・・に意識が向かう人も、けっこうおられる。そういうところにも、女性と男性のビジネスに対する違いが垣間見えて、興味深いんですよ。

話をもとに戻します。

 

「好きなこと」「やりたいこと」だけでは、うまくいかない

 

実は、「好きなこと」「やりたいこと」って、自分目線なんですね。
主語となっているのは、「わたし」。

  • 「わたし」が「好きなこと」で起業したい。
  • 「わたし」が「やりたいこと」をビジネスにしたい。

そう言っている・そう考えている、ってことに気づいてました??

つまり、この時点では「お客さん不在」なんですよ。

  • お客さんが必要としてくれるのか?
  • お客さんにとって、本当に役にたつのか?

その視点が不足しているんです。

あえて厳しい言い方をするならば、
(未来の)お客さんに、
わたしが「やりたいこと」を押し付けているだけ、なんです。

 

起業がうまくいかない原因は・・・

 

 

起業したいな~、これをビジネスにしたいな~と思った時点で、
実は、あなたの知識、知っていること、ノウハウは、
お客さんが持っている知識などを大きく上回っているんですね。

あなたとお客さんでは、見えているものが違うんです。
(↑ ここ大事なポイントですよ!!)

あなたは、これがあったらいいのに!!とか、
ビジネスになるはず!!と思って、
起業しよう、起業したいと考えている。。。

でも、残念なことに、お客さんは、そこに気が付いていません。
あるいは、お客さん自身にとって「関係のあるもの」とは思っていない。

この話、目新しい商品・サービスに限った話ではないですよ。
たとえば、エステに行かない人にとって、
エステは、「自分には関係ないものグループ」に入っているんですもの。

お客さんの側は、
あなたが思っているほど「必要性」を感じてくれていない
んです。

「必要性」を感じてもらえないから、興味も、もたれにくく。。。
結果として、売れないし、集客ができない・・・という現実がやってきます(T_T)

 

起業をうまく進めるには、ニーズのあるところから始める

 

とはいうものの、やっぱり、
わたしが「好きなこと」「やりたいこと」で起業して、
うまくいく・・・が理想ですよね(*^-^*)

もちろん、それを否定しませんよ。

大事なことは、お客さんに、
それ欲しい、それが必要!と思ってもらえることから始めること。

 

であるならば・・・、2つの方法が考えられますね。

 

ひとつは、あなたが起業しようと思っているビジネスに対して
「必要性」を感じてもらえるように伝えて、
「必要性」に気づき、欲しい!と言ってもらう方法。

 

もう一つは、お客さんに欲しい!と言ってもらえるものから始めて、
お客さんを獲得したあとに
あなたが、本当に提供したいものを売るという方法です。

どちらを選ぶか・・・は、あなた次第なんですが。。。

 

ビジネスのセオリーは、
相手が欲しい!と思っているものを提供すれば、売れる、です。

 

となると、ビジネスとしてやりやすいのは、後者のほうですよね。
ニーズが見えている、気づいているのですから。。。
わたしが主宰する「女性のための経営実践塾」でも、
後者の方法をオススメしています。

それに、売れなかったり、集客ができなかったり・・・が続くと
心が折れてしまう人もいるし、お金も続かなくなりますよね。

順番を入れかえるだけで、うまくいくことがありますよ。
もし、期待したほど成果が得られていない・・・と、感じるならば
順番を見直してみるのも、ひとつの手ですよ。試してみてくださいね!!

 

ビジネスを成長させている経営者のお金の使い方。

女性起業コンサルタントの千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

お金をかけずに集客、お金をかけずに売上を伸ばす・・・なんて、話がありますね。起業初期の場合、手元のお金に限りがあるので、できるだけコストを抑えたいという気持ちになりがち。。。

もちろん、必要以上に投資することや、ムダな費用を使うことには注意する必要があります。

とはいうものの、ビジネスの本来の姿からみると、お金をかけずに・・・という発想だけではビジネスの成長に限界がきてしまいます。

 

お金をかけずに売上アップ・集客アップ、の限界を知る

 

起業初期段階でよく耳にする話のひとつとして、
「ブログを使えば、お金をかけずに(広告コストをかけずに)集客できる」
という話があります。そういうノウハウを教えるセミナーなどもたくさんありますね。

わたしが主宰している「女性のための経営実践塾」などの受講生さんも
ほぼ全員が、ブログをやっています、と言われていましたし、
起業するならブログをやった方がよい、
ということは常識になりつつあるのかな?と思ったりしています。

たしかに、ブログは、情報発信の大切なツールです。
わたしも、こうしてブログ更新をしていますし。。。(^^;)

ただ、ブログ「だけ」で、売上アップや集客アップを・・・と考えると、
広告費などのお金を使う代わりに、
あなたの貴重な時間を使っていることは、知っておいてくださいね。

言いかえれば、あなたが手間や時間を、
どの程度、かけることができるか?が、
ビジネスの成長速度を決定することになるのです。

 

ビジネス・事業の本質を知る

 

ビジネス・事業の本質は、
何かに資金を投入し、商品・モノやサービスの付加価値を高めたり、
他との違いを生み出したりして、お客様にお金を払っていただく活動です。

そして、お客様にお金を払っていただいたなかから適正な利益をいただき、
その利益を次の商品・サービスの付加価値を高めることに投入する。
この繰り返しが、ビジネスを成長させる原動力となります。

お金を使うべきところには、ある程度のお金を使い、
さらに大きなお金を生む流れを作っていくことが大切になります。

 

お金を節約しているだけでは、増やすことはできない

 

ビジネスがうまくいっている経営者さんは、
自分自身や事業活動への投資に積極的な傾向が見られます。

お金を増やす、お金を稼ぐために、
お金をいかに上手に使っていくか・・・の発想です。

たとえば、ブログ「だけ」で集客しよう、売上を増やそう・・・とするのではなく、
チラシのポスティングや、雑誌やインターネット広告なども使ってみる。
そのほうが、認知度を上げるには、スピードが速くなりますね。

ホームページを自作するのではなく、専門の会社に任せてみる。
もちろん、お金はかかりますが、
その分、仕上がりや使い勝手は格段にいいものになります。

クライアントさんのなかには、
自作のチラシを使っていたときは売上が伸び悩んでいたけれど、
プロに依頼してチラシを変更したところ、お申込が増えたケースもありますよ。

特に、起業初期であれば、あなた自身のスキルアップや成長が、
あなたのビジネスの成長に直結します。
あなた自身のノウハウ、スキルアップなどへの投資や、
人脈を広げるための活動も、投資になりますね。

いかにしてお金をかけずに(=お金を節約して)売上を獲得するか、ではなく、
何にお金を使うことが次の成長につながるかを見極めたうえで、
効果的にお金を使う、という発想が、
ビジネスを成長させている経営者のお金の使い方の根っこにありますよ。

補助金・申請書類の作成ポイント~目的・目標・計画を区別する。

女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。プロフィール写真 ラインなど

先日、「小規模事業者持続化補助金」の公募期間中であることをご紹介しました。(こちらの記事です⇒「補助金情報・小さな会社や起業間もない方にもチャンスです」

クライアントさんや「ビジネスきらり塾」メンバーさんのなかで、補助金申請をしたい・・・という方がおられたので、ここのところ、申請書類の作成をサポートしています。

また、その他にも、補助金・申請書類を読ませていただくことが、続いています。

補助金・申請書類には、事業計画がつきものですが。。。目的・目標・計画が区別されていないケースがたくさんありました。ご本人の想いとしては、こんなことをしたい・・・というのがあったとしても、書類にその想いや考えが反映されていないと第三者(審査員)に伝わらず、残念な結果になりがち。。。

そこで、補助金・申請書類を作成するうえでも重要な、目的・目標・計画の区別についてご紹介します。

 

目的とは

 

辞書的な言い方をすれば、
目的とは、実現しようとしてめざす事柄。行動するうえでの、ねらい

起業・ビジネスでは、事業目的とか、起業の目的といった使い方をしますが、
「何のために頑張るのか」ということ。
あなたが起業・ビジネスを通して、実現したいと考えていること。

「経営理念」というのは、事業目的に近いですね。

 

目標とは

 

目的に向かって進んでいく、行動を進めるにあたって
実現・達成を目指す水準のこと。
目的に向かって進んでいくために、設定した当面のゴール。

目標は、「当面のゴール」なので、
目的までの道しるべのような感じです。

目標設定のポイントは、測定可能(メジャラブル)であること。
数値化して測定できないと、目標の達成度合がどの程度なのかがわかりません。
そのため、改善もできず、結局、目標を掲げただけ、で終わってしまいます。

具体的にいうと、
「顧客満足度の向上」「お客様に喜んでいただく」を目標設定とするのではなく、
「セミナー後のアンケートでの満足度を●●%以上とする」や
「リピート率を●●%にする」のように、数字に置き換える形にするのです。

 

計画とは

 

計画とは、目標を達成するための具体的な行動、のこと。
目標を達成するための、方法や手順などを決めること。
つまり、「何をするのか」をハッキリさせること

補助金・申請書類などでは、
事業計画をできるだけ具体的に記述してください、と書かれています。
ですが、実際に、作成中の申請書類を読ませていただくと、具体的でないケースがほとんど・・・。

「もう少し具体化しましょう」とアドバイスをするのですが、
多くの方は、「具体化って??」「具体的に考えるって??」と
たくさんの????が浮かんでいる様子。

具体的な計画というのは、
計画立案のときに「6W2H」を入れていくのです。

  1. What:何を行うか
  2. Why:その「What」を行う理由
  3. When:いつ、いつからいつまで に行うか
  4. Where:場所
  5. Who:誰が行うか
  6. Whom:誰に対して行うか
  7. How:どのように
  8. How much:予算、数量

「チラシをポスティングする」は、What(何をするか)だけが表現されたもの。
「7月に、●●市●●町を中心とした5,000世帯にチラシをポスティングする。
その際には、アルバイト2名に依頼する」とすると、具体性が出てきます。

Whatだけでなく、When(7月に)、Where・Whom(●●市●●町の5,000世帯)、
Who(アルバイト2名)、How much(5,000世帯)が加わっています。
さらに、チラシの印刷代やアルバイト2名分の人件費などを計算すれば、
どの程度の費用がかかるのか、もハッキリしますね。

補助金(特に、「小規模事業者持続化補助金」)の申請書類は、
計画の具体性がポイントです。
上に書いたくらいの表現ができるといいですね。

もちろん、補助金・申請書類に限ったことではなく、
起業・ビジネスについて考えるときには、
できるだけ具体的な内容に落とし込むことがポイント。

参考にしてくださいね!

 

起業するうえで、見落としてはいけないもの。

女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。プロフィール写真

コンサルタントをしていると、多くのビジネスを見ます。
うまくいっているビジネス、それほどでもないビジネス、
起業して成功している人、伸び悩む人。。。

その違いを生み出すものやその要因は何だろう・・・と、いつも考えます。

 

起業するうえで、見落としてはいけないもの

 

起業のご相談を受けていると、
今、流行っている、話題になっている分野に目を向けがちな人が多い・・・と感じます。

今、流行っているものが、今後も流行り続けるとは限りません。
数年前は話題になっていたけれど、
今はちっとも話題にならない・・・というもの、たくさんあるでしょう?

なので、今、話題になっている分野で、
これから起業準備をして1年後に起業したのでは
競争相手が多すぎて、必要な売上が確保できない、とか
そもそもピークが去ってしまった・・・なんてことにもなりかねません。

起業するうえでは、世の中や社会の動き・流れを読むことも大事なのです。

 

世の中や社会の流れを意識するには

 

世の中や社会の流れを意識するには、
自分自身の興味・関心のある分野に偏りすぎず、
幅広く情報をキャッチすることが必要です。

  • 少子高齢化と言われているけれど、さらにこの状態が進んだとしたらどうなるだろうか?何が必要となるだろうか?
  • 東京オリンピックが開催されることで、どのようなニーズが生まれるだろうか?
  • 今、話題になっている○○という商品が、話題になったのはなぜだろうか?
    など、意識を向けてみてください。

 

世の中の流れ・動きは、人の気持ちや行動に影響する

 

え。。。わたしの起業と世の中の動きがどう関連するの?とか、
プチ起業だからそんなに大きな影響は受けないわ・・・と
思われる人もいるかもしれませんが。。。

景気が上向いてきた・・・と言われると、お財布のヒモが緩む。
反対に、景気が悪いと言われると、
節約モードにスイッチが入る、なんてことはよくあること。

また、どんなものが人気がでるか、
どのようなデザインが受け容れられやすいか・・・などの変化も起こります。

あなた自身のこだわりを大切にするのと同様に、
世の中の流れ・動きに意識を向けて、
ビジネスでの打ち手を考えていくことが、大事なのです。

世の中の流れ・動きと、あなたのビジネス(あるいは起業したい分野)が
どのように関連するかを、常に考えるようにしていきましょう。
そうすることで、新たなビジネスチャンスに気づく・・・なんてことにもなりますよ。

 

起業するときに、価格設定で気をつけたい3つのポイント

プロフィール写真女性起業コンサルタント・中小企業診断士の千葉真弓です。

起業相談やコンサルをしているとき、
価格設定をどうしよう・・・というご相談はよくあります。

  • 最初だから、安くしたほうがいいのかしら・・・
  • まだ自信がないからあまり高くしても・・・
  • 趣味を仕事にしているので、お金をもらうことに抵抗を感じる

その気持ちは、よーくわかります。

でも、価格を安くすることで、いいことは何もないんです。
特に、自分ひとりで事業している、ひとり起業の場合は
価格設定を低くすると、事業全体を伸ばしていくことが難しくなります。

 

起業するときの価格設定のポイント1
プロとしての適正価格を意識する

 

これから起業する方、起業直後の方とお話していると、
まだ経験が少ないから、自信がないから・・・と、
価格設定を高くすることを躊躇する人がおられます。

特に、自宅サロン(ネイルやエステなど)や、
自宅での料理教室をされている方は、
一般的な価格よりもかなり安い価格設定でされている方が多いです。

自宅だし、場所代がかかっていない。
だから、その分を安くする、という発想ですよね?

実は、この発想は危険です。

なぜなら、一度、安くしてしまうと、
それが定着してしまって値上げできなくなってしまいます。

その結果、伸び悩んでいる方、
自宅ではなくて、場所を借りる形に切り替えたいけれど
踏み出せない方が、多いんです。

先日も、自宅でネイルサロンを開業したものの、
お友達価格からの値上げができなくて、
困っているというご相談がありました。

起業して、お金をいただく立場になるということは、
あなたは「プロ」ですよね?

プロとして、適正な価格をいただくのは当然のこと。

そのための、勉強や経験を積んできているからこそ、
その分野での起業を決心されたんですもの。
もっと自信をもちましょう。

 

起業するときの価格設定のポイント2
利益が得られる価格設定にする

 

当たり前のこと・・・に感じるかもしれませんね。

でも、コンサルの現場では、
え?その価格設定では、利益ないんじゃない??と
感じる価格設定となっている場面に出会います。

赤字になる価格設定、利益が少ししかない価格・・・では
ビジネスとして続けることが厳しいですし、
なにより、あなた自身が続けていても楽しく感じられない。

本来ならば、お客さんが来てくれて嬉しい!と思うところなのに、
なんだか嬉しくない、シンドイ・・・なんてことにもなってしまいます。
(これ、実際にあった話です)

これでは、何のために
起業したのかわからなくなってしまいます。

事業をしていると、材料費などの目に見えるものだけでなく、
通信費や光熱費、保険料、交通費などなど・・・の、
さまざまな経費がかかっています。

それらを賄える価格設定をしていきましょう。

 

起業するときの価格設定のポイント3
安くするならば、理由と期間をハッキリさせる

 

それでも、やっぱり、
サロンや教室などのオープン直後の場合、
新商品などの販売直後の場合、
価格を安くしたい・・・という気持ちになってしまうかもしれません。

であるならば、価格を安くしている「理由」と
その価格は、いつまでなのかの「期間」を
ハッキリさせたうえで、安い価格設定を出してください。

具体的にいうと、
「通常価格は1万円。オープンから2か月は、7,000円」
あるいは、「モニターだから、この金額です」。

事前に、きちんと表示しておかないと、
その安い価格が、お客様のなかで定着する可能性がありますし、
そうなってしまうと、なかなか値段を上げられません。

プロとしての適正価格は、
ビジネスを続けるうえで、とても大切なポイントです。
しっかり考えて、価格設定をしていきましょう。

売上アップのためには、売上分析をしてみましょう。

分析をしましょう、というと
難しそう、面倒、と拒否反応を示される方が
少なくないのですが。

売上や利益を増やしていく、
そのための対策を考えていく、には、
現状を知ることが不可欠。

売上分析の基本・1
売上の変化を見る

過去の売上と現在の売上を比較します。

できれば数年分の売上を並べて、グラフ化すると
その変化が一目でわかります。

年単位だけでなく、月単位もグラフにすると
変化をさらに細かく見ることができますね。

そんな簡単なこと?と思われるかもしれませんが、
規模の小さい会社のコンサルの場で、
数年分をグラフでお渡しすると、
「こういう形では初めて見た」と言われるケースが多いです。

売上分析の基本・2
売上構成を見る

売上変化の様子を掴んだら、
次は、売上の「中身」を見ていきます。

最初のステップは、「売上構成」
商品別や取引先別などの売上順位を出します。
エクセルなどの並び替えの機能を使えばカンタンにできますね。

また、その商品や取引先の売上比率(※)も出してください。
※対象商品の売上÷全体売上で計算。

金額だけを見るよりも、比率で見るほうが、
どの商品やどの取引先・お客さんの売上割合が多いのかを把握しやすいです。

また、商品別、取引先・お客さん別の利益率などのデータがあれば
それも順位表をつくりましょう。

売上分析の基本・3
理由を考える

数年分のデータを並べると、変化が見えてくるはずです。

グラフ化したり、順位表を作るだけでなく、
その変化の背景にあるもの、要因を探ることが大事です。

つまり、売上が増えている商品・サービスや、
取引先・お客さんをチェックし、
なぜ、増えているのか?なぜ減っているのか?の理由を考えます。

たとえば、テレビなどで話題になった商品だったから、
お客さんへの提案がうまくできて、来店されることが増えたから。
まとまった注文をいただくことができたから。

そうやって、理由がわかれば、
さらに伸ばす方向で力を入れるのか、
すでにブームが去りつつあるので、他のものに力を入れる
などの判断ができて、売上アップの対策が立てられます。

また、利益率のよい商品などの売上を伸ばしていければ、
全体の利益率を上げていくこともできますね。

売上分析・・・
最初は、面倒に感じるかもしれませんが、
少しまとまった時間をとって、ぜひ、やってみてください。

感覚的に把握していたことと、
実態が違った・・・なんてことは、よくあります。
現状を知ることが、次の一手を考える第一歩になりますよ。